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 月初の買いが続くのかどうか・・・ 28,000円では上値の重い展開に!?

2022-04-05
 おはようございます。
 
 今朝もどんよりと曇っているが少し暖かい朝となっている。株式市場も米国では大きく売られた後の急反発も一服となっていたが、再度大きく買われるものなども見られ、さぁ新しい相場が始まったと意気込んでいる向きも多いようだ。世界的な金余りが続いているような雰囲気になっているがあくまでも月初の買いが入っているだけということなのだと思う。

 米国では四半期決算の発表が始まり、日本でも3月期決算の発表も意識されることになるのだろうから、今期業績に関してはロシアの経済制裁の影響や中国の景気鈍化、ロックダウンの影響、そして米国の金融緩和の終了などが取り沙汰されるなかで果たして買える状況なのかどうかということになる。売られれば買われるのだろうが、買い上がるほどの業績が期待できるのかどうかを見極めることになるだろう。月初の買いが終わると急落することが多いので一応注意しておいても良いと思う。利食い千人力。
 
28,000円水準が上値となるのかどうかここからが正念場ということになる。まだ28,000円前後での保ち合いが継続しているということで良いのだろうが、28,000円を超えると売られるという状況が続いて空売りが積み上がれば上に抜けるのだろうし、逆に28,000円を超えると売られて28,000円台固めとならなければ月初の買いが終わったということで一気に売られる場面も出て来るだろう。
 
米国株高を受けて本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物でも28,000円を超えたところで上値が重くなったように、寄り付きからの買いが一巡となった後に昨日までのような月初の買いがみられるかどうかということになる。先物売り、現物買いの持高調整は続くのだろうが、上値の重さが確認されると配当取り後の手仕舞い売りが優勢となるのだろう。
 
引き続き28,000円を超えると売られるという想定で良いだろう。ポジション的にはここで強気になったとしても出遅れ銘柄などをしっかりと拾っておくということでいいのだろうし、業績面で割高銘柄は利益を確保しておくということで良いと思う。
 
日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)は低下しているものの下げ渋りも見られ、コール売りなどで対処しても良いと思う。日経j平均は上値が重くなると思うが、まだ保ち合いが続くという前提で上がればコール売りでいいのだろうが、月初の買いが終わった後の手仕舞い売りに押されて急落もあると思っていた方が良いのだえはないかと思う。
 
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