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 売り先行となりそうだが、月初の買いが下支えとなるのか!? まずは28,000円水準が上値とされそうだ!!

2022-04-01
 おはようございます。
 
 今日から新年度となり、今日から新生活が始まるという方もいるのだろうが、朝から冷たい雨が降っている。株式市場も月末の売りに押された後、月初の買いが入るのかどうかが注目されるが、月末・期末になって来期業績への懸念やインフレ懸念、スタグフレーション懸念など改めて懸念材料を取り沙汰する動きとなっている。今に始まったことではなく懸念材料が多いなかで急騰していただけに反動安も大きくなるのではないかと思われる。

 これまでも何度も指摘したように、昨年9月や一昨年11月の急騰相場と同じパターンだと考えられ、昨年のパターンであれば再度下値を試す動きになるのだろうし、一昨年11月のパターンでもいったんは上値の重くなるのが、この4月相場ということになるのだろう。いずれにしても上がらない相場ということになり、懸念材料はまだまだ多いということだ。下がり始めると下がる材料を探すということになるのだから、我々は既に上昇しているうちに下落要因を指摘しているのであるから、月初の買いが入ってもしっかりとその後の急落に対しての対処も怠らないようにしたい。
 
28,000円前後での保ち合いをどちらに放れるかということになるが、買戻し一巡となれば月初の買いが入っても下支えとならず下値を試すことになりそうだ。27,500円水準がまずは節目となるが、急騰後の急落となると昨年9月相場のように、26,000円を試すようなこともあるかもしれない。少なくとも当面は上値は重い状況が続くだろう。
 
本日から4月相場入りとなるが、米国株安を受けて売り先行となりそうだ。朝方日銀短観の発表もあるが、特に好調な指標ということにはならないだろう。中国の景気鈍化などへの懸念も取りざたされており、ロシアの経済制裁の影響など先行き不安が高まれば大きな下落となるだろう。先物売り、現物買いの配当取りの巻き戻しで売りが加速される場面もあるかもしれない。
 
外国人が先物を買い越していると伝えられているが、これまでも動画の中でも述べているように、先物買いのコール売りや先物買いの現物売りなどのポジションである可能性もあり、特にだからどうしたということが一概に言えないと思う。インフレ懸念がスタグフレーション懸念に深化してしまうことも頭に入れておかなければならないだろう。
 
4月限月のコール売りがようやく利益になってきそうだ。月初の買いが入り堅調となる場面もあるのかもしれないが、そこはすかさずコール売りで対応すれば良いと思う。一昨年11月の相場というよりは昨年9月の相場を想起して今からでも下落に備えるということで良いと思う。
 
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