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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円が上値ということになるのか!? 月末の売りで大きく下げる!?

2022-03-31
 おはようございます。
 
 今朝は明るい朝となっており、春の雰囲気が出ているが、夜には雨となるようだ。期末最後の日ではあるのだが、株式市場では昨日から実質的に4月相場入りとなっており、新年度相場となる。大学ファンドなどの資金に期待している向きもいるようだが、来年度はやはり、金融緩和の終了ということが一つの話題になると思う。

 米国では既に利上げが始まっており、米国など世界的にインフレ懸念もあって金利が上昇するなかで、日本だけが取り残されるということになると、それこそ日本からの資金逃避ということも起こり得るし、実際に日本でも金利上昇が取り沙汰されることになると思う。そういう意味でもしっかりと買われすぎていない銘柄を吟味して投資をして行くということになると思う。
 
28,000円を何とかキープしたものの、28,000円を超えると買えないということになりそうだ。当面は28,000円前後が上値ということで今度は下値を試すことになるのだろう。27,500円あたりで下げ止まるか、一気に27,000円程度まで下落となるのかということだと思う。
 
米国株が軟調だったことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。いったん売りとなると手仕舞い売りを急ぐ動きや配当落ち後の持高調整の先物売りに押されて指数が大きく下落する場面も出て来ると思う。目先的な過熱感もあり、買われたものから売られるということになるだろう。月末の売りに対する警戒感もあり、売りが売りを呼ぶような場面も出て来るかもしれない。
 
想定された通り、配当落ちを埋めることなく28,000円を超えると買えないというような状況にある。こうなると28,000円水準が上値ということで、これまでのコール売りが生きてくるのではないかと思う。夜間取引の先物の動きなどを見ると案外底堅い感じでもあるのだが、現物の売りがどこまで出て来るかということになる。
 
配当取り後の手仕舞い売りに押されるものがこれまでの先物買い、現物売りの解消の現物買いでどこまで支えられるかということになるが、買い材料がない状況であるだけに、手仕舞い売りを急ぐ動きが強まるのではないかと思う。当面は下値を試す動きが続くのか、月初の買いで戻されるのかということだが、本日はとりあえず月末の売りもあるのだろうし、下値を試すことになると思う。
 
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