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株式市場、先物・オプション市場

 寄付き坊主が続いているが・・・ 本日も買い先行となりそうだが、引き続き上値の重い展開か!?

2022-03-29
 おはようございます。
 
 桜の花が満開となってきたが、本日は花曇りとなっている。雨は降らないようだが、春の日差しがないのはさみしい感じだ。株式市場はさすがに上値も重くなり、買われ過ぎ銘柄などの買戻しも一巡となった感じだが、米国株なども堅調で、引き続き堅調な展開が期待される。それでも本日は配当・権利付き最終日ということで配当取りの動きも活発なのだと思う。

 ただ、明日になれば配当分の株価が下がることになるので、ここまで急騰してきた銘柄などはいったん配当落ち前に売られるということもありそうだ。株主優待を取る動きは最近では現物株を買って、信用取引で同時に売ることで配当を手に入れることをあきらめて優待ゲットという方法が取られており、特に買い要因とならない。配当落ち後にしっかりと配当を埋めるという期待がなければ手仕舞い売りに押されるものも多くなるだろう。
 
再び28,000円を超えてきそうだが、配当落ち後に28,000円を超えているのかどうかということになりそうだ。当面は28,000円前後が上値ということになるのだと思われ、いったんは27,000円程度までの調整はあるだろう。
 
ウクライナ情勢の進展などが期待されて米国株が堅調となったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。28,000円を再び超えて来るところで権利付き最終日ということでの配当取りの買いなども見られそうで総じて堅調な展開が期待される。円安を好感する動きも続きそうだが、一方で月末の売りへの警戒や逆に配当取りで高くなった銘柄の手仕舞い売りもあって上値は押さえられると思う。
 
さすがに買われ過ぎ感が強いファーストリテイリングなどが軟調となっており、指数の上値も重くなっている。米国株高や夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く本日も上値を試すことになるのだろうが、明日以降に配当落ち分を埋めるような買いが入るのかどうかが懸念される。
 
本日も高いようであれば再度コール売りということで良いと思う。配当落ち分は考慮された価格になっているので、その点は気を付けなければならいが28,000円水準が上値という認識で良いのだと思う。明日以降も堅調となる可能性もあるが、まずは月末の売りに押されることになると思う。
 
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