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株式市場、先物・オプション市場

 さすがに上げ一服となるのだろうが・・・ 調整が続くのかどうかは空売り次第!?

2022-03-24
 おはようございます。
 
 今朝は天気は良いがまだ寒い朝となっている。桜も咲きかけて止まってしまった感じで、まだ本格的に暖かくはならないということなのだろう。株式市場も急騰に次ぐ急騰で底入れ感が強まったが、何一つ変わったということでもなく、あくまでも買戻しの動きということだろう。3月の期末要因で上がるとなると大きく上がる、下がるとなると大きく下がるということで急騰しているが、買い材料がないから買われているのでいずれすぐに調整となるのだろう。

 株式市場での割安銘柄は日経平均に影響の大きなものが少なく、逆に言えば日経平均に影響の大きな銘柄は日経平均バイアスがかかって割高となっているものが多いということだ。日経平均のPER(株価収益率)から見て割安がどうしたということが良く言われるが、指数に影響の大きな銘柄は決して割安でもなく、日経平均自体が買われすぎという面もあるだろう。日経平均がいくらになるのかということを考えるときには日経平均に影響の大きな銘柄がいくらになるのかを考えないとならない。世間で言われる「専門家」という人のほとんどが日経平均の仕組みも計算もできないのではないかと思う。
 
一気に28,000円まで上昇となったことで達成感が出たと思われる。節目とみられる27,500円での底堅さが確認できるのか、あるいは逆に一気に26,000円程度まで下落となるのかが注目されるが、朔年9月のように「行って来い」となる可能性が高いと思う。いったんは下げ止まっても結局は26,000円程度まで再度下値を試すことになると思う。
 
米国株が大幅下落となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことで売り先行となるだろう。寄り付きからの売りが一巡となった後に、目先的な過熱感を冷ますようにこれまでと反対に下がるから売るというような流れになるのか、あるいは押し目買いとして買い急ぐことになるのかが注目されるが、目先的に買われすぎている感も強く、大きく下落するものが多くなるだろう。
 
売り上がり戦略も限界かと思われるような急騰で一気に28,000円を付けたがさすがに達成感や過熱感から調整となりそうだ。再度下値を試すような値幅の調整となるのか、日柄の調整に終わるのかということだが、前提として昨年9月の状況を想定しておいてもいいだろう。再度28,000円を抜けるのか先に27,000円を割り込むようなことになるのかが注目される。
 
まずは本日の相場で27,500円をキープできるのかどうかということなのだろうが、意外に28,000円をキープするというようなこともあるかもしれない。ただ、さくじつの相場で28,000円を超えたことで空売りの買戻しも一巡となった感もあり、27,500円もキープできないのではないかと思う。
 
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