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 香港大暴落の影響はどうなんだろう? 買えない状況はまだまだ続きそうだ・・・

2022-03-15
 おはようございます。
 
 今朝も曇り空でそれでも幾分暖かく、季節の変わり目という感じだ。株式市場は米国で金利急騰を受けて買われすぎ銘柄が売られるという展開で引き続き波乱含みということだ。昨日も述べたがウクライナで停戦が実現した後の対ロシア経済制裁の行方や影響がどこまでどれだけみられるかということになる。世界景気が変調をきたしているということには違いなく、来期業績への期待も変化してくると思う。

 昨日は香港市場が大暴落となっており、最近は中国の動向が大きく伝えられることはなくなっているが中国経済の動向も波乱要因となる可能性も高い。本日は中国の経済指標の発表があり、芳しくない指標などに反応することもあるかもしれない。ただ、世界経済の変調があっても業績面から割安感が強い銘柄などは最後まで選別されるということなのだと思う。引き続き「良い銘柄がそこそこ安いところ」を狙って対処していけば良いと思う。
 
25,000円を割り込むような雰囲気はないが、ウクライナ情勢への懸念や中国の経済指標の発表などもあり、いつ急転するかという感じだ。引き続きまずは先週木曜日の高値を抜けるのか、安値を割り込むのかということが注目される。少し上下に幅をみても、25,000円を割り込むと買われるのか、26,000円に近づけば売られるのかということなのだろう。
 
週明けの米国株が相変わらず冴えない展開で、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物はしっかりとしており、本日の日本市場は方向感に乏しい展開となりそうだ。米国で半導体関連銘柄などが割高銘柄として売られていることもあり、日本でも半導体関連銘柄などが売られれば指数を押し下げる要因となるのだろう。
 
一気に下値を試すということでもない感じだ。ナスダック指数の大幅下落や香港市場の大幅下落が何を示しているのかということも考えなければならないだろう。ここで日本市場だけ突出して上昇するということは考え難く、まだまだ上値の重い冴えない展開が続くということだ。
 
ということは戻れば売りということでまずは26,000円に近づくところではコール売り、プット買いを考え、25,000円を割り込むというところではコール買い、プット売りを考えるという従来の通りで良いと思う。さらにコールが安くなっているので、コール売りの代わりにプット売り、先物売りという形での対処も必要だろう。
 
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