主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 相変わらず買えない状況だろう・・・ 25,000円の攻防は続く!!

2022-03-14
 おはようございます。
 
 今朝は久しぶりに雨となっている。米国ではサマータイムとなったが、ウクライナを始め世界の情勢は特に何も変わらず、「懸念」ばかりだ。株式市場は今週はウクライナ情勢に加えて、米FOMC(公開市場委員会)での利上げや日銀の金融政策決定会合の状況などに反応する場面も出てきそうで、波乱はまだまだ続くのだろう。

 それでも米国でも日本でも業績面で見直されるような銘柄も見られ、やはり最終的にはその会社の株価の価値が重要ということだろう。目先の値動きに連れて右往左往しても最後はその会社の価値がモノ言うということだろう。引き続き低PER(株価収益率)、低PBR(株価純資産倍率)銘柄を中心に底堅さがみられるものを中心に考えるということだろう。既に塩漬けになってしまっている銘柄でも戻すものと戻れないものと分かれることになるのだから、慎重に見極めて、損切りをして行くしかないだろう。損切も出来ないということであれば「塩漬け株解消法」で乗り切ることになる。
 
25,000円台固めとなるのかどうかというところだ。25,000円を割り込むと売り難いという雰囲気もあり、今の段階では25,000円~26,000えんという水準での保ち合いを想定する。上値は26,000円まで到達せずに売られる可能性が高く、逆に下値は25,000円を割り込むと買い戻されるのだと思う。
 
週末の米国株が軟調だったが、意外に夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物はしっかりとした動きであり、引き続き25,000円を意識して底堅さがみられると思う。ウクライナの停戦協議が続き、さらにロシアの経済制裁の強化などもあり、少しは落ち着いてくるかもしれないが、引き続きインフレ懸念、利上げ懸念もあり、戻りの鈍い展開が続くのだろう。買われすぎ銘柄の修正安も続き、戻れば売りということなのだと思う。
 
下値を探る動きがまだまだ続くのだろうがまずは25,000円台固めとなるのかどうかということになる。25,000円を割り込んでかいが入らないと下値の節目は24,000円前後までないので、その水準までの下落の可能性が高まる。それでも24,500円を試すような展開になればコール買い、プット売りを考えてもいいだろう。
 
25,000円水準で底堅さが見られ25,500円を超えてくるようなことがあればコール売り、プット買いで対処したいのだが、コールの価格が安く、プットが高い状況なので、プット売り、先物売りという戦略も良いと思う。本格的な反発となるには業績の上振れが期待されるが、ロシアの経済制裁の影響などもあって期待できず、日経平均は買われすぎ銘柄の修正安で上値の重い展開が続くのだろう。
 
詳しくは無料メルマガをご覧ください。
 →  https://s-pyxis.com