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株式市場、先物・オプション市場

 さすがに25,000円は超えるだろう!! それでも意外高、意外安に注意!! 

2022-03-10
 おはようございます。
 
 今朝も春の日差しで暖かくなると良いのだが、まだまだ朝は暖房が必要という感じだ。株式市場も原油高が一服となり米国株が大幅高となったことで底入れが期待されるが、まだまだウクライナ問題が解決したわけでもなく、ロシアの経済制裁やロシア事業からの撤退などが取り沙汰される可能性も高く、波乱は続くと思う。

 指数が大きく右往左往しているということは構成銘柄が一斉に動いているということであり、業種別にどうのこうのとか、いうことがあまり見られない。今に始まったことでもないのだが、日経平均というものにその傾向が顕著に洗われていると思う。ただ、ここで底入れとなって戻すのだとすれば、買われすぎ銘柄が買われず、売られすぎ銘柄の戻しが大きいということになるのだろう。
 
夜間取引や昨日の動きを見ていると25,000円を超えて戻しそうだが、25,500円まで戻すかどうかということになる。24,000円台まで下落したことで売り一巡感が出たものと思われ、一気に26,000円台まで戻す可能性もあり、本日の相場で25,500円を超えてくれば一気に戻すのではないかと思う。一気に抜けてこないといったんは25,000円を割り込んだら買いというような雰囲気になるのかどうか、25,000円を超えたら売りということになるのかどうかを確認するような冴えない展開が続くことになりそうだ。
 
米国株が大幅高となったことや前日までの暴落の反動から本日の日本市場は反発となりそうだ。25,000円の節目を抜けてどこまで戻すかということなのだが、目先的に売られすぎた感が強い銘柄が多く、空売りが積み上がっている銘柄から買われることになるのだろう。業績から見て売られ過ぎ感が強いものが多いので意外に大きな上昇となる可能性もある。
 
先物売り、プット買い戦略の先物の買戻しだけを急ぐことになりそうだ。プット売りがあるので、戻れば利益も出るのだろうから目先の動きにはミニ先物などで対処し、大きく上昇するようであれば、今度はコール売りも考えても良いと思う。
 
まだまだ底値圏での波乱ということになるのだろうし、まずは今晩のECB(欧州中央銀行)理事会、明日のSQ、そして来週の米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合があり、ウクライナ問題、ロシアの経済制裁の影響が懸念されるなかでの金融政策が注目される。インフレ懸念が強いので、どのような対応となるのかで株式市場もさらに混乱することもあるかもしれない。
 
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