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株式市場、先物・オプション市場

 下げ渋りは見られそうだが・・・ 26,000円台回復が期待される!! 先週末の安値を下回らないと良いんだけど・・・

2022-03-07
 おはようございます。
 
 ようやく暖かくなってきたかと思ったがまた寒さが戻った感じだ。11年ほど前から毎年この季節になると涙腺が厳しい状況となるが、今年はさらに厳しくなっている。株式市場もウクライナでの戦争が経済に影響が大きい、特に欧州での影響が大きいということで冴えない展開となり、毎日のようにロシアとの経済断絶が伝えられて、まだまだ影響はあると思われる。早く暖かくなってほしいものだ。

 日経平均も何だかんだといって、年初からいいところはなく、「虎は千里を走る」ということで下方に千里も走ってしまっているようだ。「節分天井、彼岸底」となれば良いと思うが、それでもまだ後2週間もある。いずれにしてもここまで大きく下げると、塩漬けとなるものも多くなる。今後はしっかりと戻したとしても資金がなくては戻りも取れないということになってしまう。そのためには相場の見通しというよりも資金管理、いかにして塩漬けを解消するのか、損失を埋めるのかという戦略も必要だろう。2020年3月の新型コロナウイルス暴落とは違う相場展開となると思われるのでただ上昇を待つということでは駄目だと思う。
 
保ち合いの水準が切り下がったという感じだ。26,500円~27,000円を中心とした保ち合いとなるかと思ったが、もう一段下値での保ち合いとなりそうだ。まずは先週末の安値を試すことになるのだろうが、買い戻しなどで何とか26,000円を保てればすぐにでも26,500円まで戻すのだろうが、26,000円でも上値が重いとなると今度は25,000円を試すことになるのだろう。
 
週末の米国株が引き続きさえない展開となったことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。ウクライナ情勢もますます悪化し、中国の景気減速懸念も強まっており、買える材料が見当たらないという状況だ。買い戻しくらいしか買い手がいないという感じで、まだまだ下値模索状態ということで割高銘柄、買われすぎ銘柄を中心に売り急ぐことになるだろう。リスク回避の流れでディフェンシブ銘柄には買われるものも見られそうだ。
 
引き続き上がればコール売り、プット買い、下がればコール買い、プット売りという戦略でいいと思う。ただ、株式を多く保有していて塩漬けとなっているというケースであればコール買いは必要なく、コール売りの代わりにプット売り先物売りということでもいいと思う。
 
いずれにしても下落への警戒を怠らず、保ち合いが続くという想定でポジションを作っていくといいと思う。あと1週間から2週間くらいは下値を試す動きが続く可能性もあり、とりあえずは何だかんだといっても「彼岸底」を想定しておく。
 
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