主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 ウクライナ次第!?だが、結局は金融緩和の終了が問題!! 買われすぎ銘柄の戻りは限定的か!?

2022-03-01
 おはようございます。
 
 今朝も良い天気だが午後から天気が崩れるようだ。暖かい南風が吹くということだが、3月ということで春が来たということなのだろう。株式肢市場はまだまだ春が来たという雰囲気でもなく、さらに寒い風が吹くのではないかとの懸念も強まっている。ロシアの銀行がSWIFTから排除された場合の影響が一番気になるところでもあり、金融不安が取り沙汰されることがないと良いと思う。

 昨日は意外に落ち着いた相場となったが、金融緩和の終了が遅れるとの見方も出ていたようだ。ということは景気が悪くなるということであり、企業業績の悪化が懸念される。一方でインフレが進むということになるとスタグフレーションということであり、買われすぎ銘柄を買うというわけにはいかないと思う。インフレの影響が企業業績に見られるようになるとさらに売り急ぐということもあるのだろうし、大きな懸念材料には違いなく、目先的な動きには惑わされず、少し先を見て対処していくと良いと思う。ここで上昇することがあれば、戻り売りというスタンスで臨みたい。
 
保ち合い水準が一段下になったという感もある。戻れば売りという雰囲気もあり、上値は27,000円あたりがいったんは限界という可能性も出てきた。当面は26,500円~27,000円をどちらに放れるかと見ておけば良いと思う。放れた場合には一気に500円程度放れた方に動くことになりそうだ。
 
引き続きウクライナ情勢を気にしながらの動きが続くと思うがSWIFT問題が特に大きく取り沙汰されていないがSWIFTからのロシアの銀行を除外するという話から金融不安が生じる可能性もあり、積極的に買い上がる展開にはならないだろう。目先的に売られすぎがものなどが買戻しで上昇する場面もあるのだろうが、まだまだ突発的なニュースなどで右往左往することになりそうだ。
 
引き続き日経平均の上値は重いという戦略で良いと思う。27,000円まで戻したとしても戻れば売りということで27,500円あたりまでが今の状況では限界ではないかと考えられる。マザーズ指数も大幅高となっているが買戻し一巡から売り直されるということになるのだろうし、塩漬けとならないように早め早めに手仕舞い売り、戻り売りが出ることになるだろう。
 
一方でSWIFT問題が金融不安を引き起こす可能性はまだ高く、金融不安による急落に対しては警戒しておく必要がある。ここから高くなったところではコール売りを考えると良いと思うし、再度26,500円を割り込むということであれば、プット買いや先物売りで対処する。さらに、ボラティリティーが上昇するようであれば、プット売りに先物売りを加えるという戦略が良いと思う。
 
詳しくは無料メルマガをご覧ください。
 →  https://s-pyxis.com