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 買われすぎ銘柄を買えないことには変わりない・・・ ソフトバンクGが足を引っ張るのか!? それとも、買い手がいるのか!?

2022-02-09
 おはようございます。
 
 今朝も相変わらずいい天気だが、寒い朝だ。明日は東京などでも雪になるということで本当に今年は雪が多い感じだ。株式市場も米国株が大幅高となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がそれほど上昇していない。ソフトバンクGの決算を見るとやはり買われすぎ銘柄が売られるのではないかとの懸念、そして日経平均に影響の大きな銘柄に買われすぎ銘柄が多いので、日経平均自体は上値の重い展開となるのだろう。

 東証マザーズ指数も依然として冴えない展開となっているが低PER(株価収益率)銘柄などが物色されるなかでは下落したとしてもまだまだPERが高いということでマザーズ銘柄を売る動きが続くということだ。業績がしっかりとついて来る銘柄でないと買われないという傾向はまだまだ続くと思う。それこそ、本当の成長株への「目利き」が試されるところだと思うので、しっかりと個々の銘柄を分析すれば、本当に良い株がそこそこ安く買えるチャンスでもあると思う。
 
依然として27,000円~27,500円を中心とした保ち合いが続くと思われる。オプションの最終売買日ではあるが、特に波乱はないと思う。週末に3連休を控えていることで買戻しを急ぐ動きや手仕舞い売りを急ぐことになり、目先の需給に振らされて27,000円を割り込むか、27,500円を抜けるかが注目される。ただ、保ち合い放れはまだ少し先ではないかと思われる。
 
米国株は大幅高となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調ながらも上値が重く、本日の日本市場も買い先行となりそうだが、引き続き上値の節目とみられる27,500円水準を試すにとどまりそうだ。オプションの最終売買日だが、特に波乱はなく、下がれば買われ、上がれば売られる展開には変わりないだろうし、売られすぎ銘柄が買われ、買われすぎ銘柄が売られる展開には違いないだろう。
 
日経平均は依然として保ち合いの中という想定で良いと思う。オプションの最終売買日だが改めてポジションを取り直す場合でもまだ日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)なども高く、特にディープアウトのプットなどは売り場と考えても良いのではないかと思う。
 
それでも慎重に見るのであれば、27,000円を割り込む、あるいは近くまで下落したところでプット売り、コール買い、27,500円を超えたらコール売り、プット買いを考えるという戦略で良いと思う。保ち合いが前提だが、下方への放れには注意が必要だ。
 
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