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株式市場、先物・オプション市場

 27,000円台はキープできると思うが・・・ 方向感に乏しい展開が続くか!? 割安銘柄の物色対象が広がるかどうかに注目!!

2022-02-08
 おはようございます。
 
 今朝は曇り空で寒い朝となっている。今週は東京でも雪となるそうだが、気候も波乱含みという感じだ。株式市場も昨日の日本市場も米国市場も波乱含みという感じで、結局は個々の業績に見合った動きではあるのだろうが、ちょっとした材料で右往左往するような展開となっている。やはり、一番は金融政策が変わるということで、その変化の度合いや時期などがどうしても気になるということだ。

 冷静に考えてみるとお金の流れは金利で決まるのだから、金融政策の変更は株式市場への影響は大きいと思うし、日本ではここ何十年も金利がないという世界だったので、金利がかかるということが実感としてわかないこともあると思う。それだけ大きな変化が起きているのだということ、そしてその変化が「異常な低金利」から「普通の状態」に戻るだけということを考えるということだろう。高インフレということでもないのだろうが、インフレであることには違いないのだから、投資家もデフレ体質からの脱却が必要なのだろう。
 
27,000円を意識するところでは買いも見られ、保ち合いが継続と見られる。27,000円~27,500円を中心とした保ち合いが当面は続きそうだ。米国株も底割れという雰囲気でもなく、個別に決算に反応することになるのだろうが、決算も割高、割安という基準での売り買いとなりそうで、指数の動きはあまり大きくはないだろう。
 
米国市場が冴えない展開となり、少なくとも積極的に買い上がるという状況でもないようだ。買戻し一巡となったものもみられ、割高銘柄として売り直されるような展開が続くと思う。日経平均に影響の大きな銘柄は上値が重く、昨日と同じように割安感が強い金融株などが物色されると思う。ただ、割高ということでなくも売られているような銘柄は底堅さがみられれば買い直されそうで、指数自体も底堅さがみられるだろう。
 
日経平均自体は方向感に乏しい展開が続くのではないかと思う。日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)も昨日の下落でもさほど大きく上昇するということもなかったので、引き続き落ち着いた動きになるのだろう。当面は現状水準から見ると上がれば売り、下がれば買いということなのだろう。
 
決算発表が出揃ってくれば今度は日銀の金融政策が取り沙汰されるのだろうし、来期の業績を気にしながらの相場となる。日本でも金利の上昇も見られそうで、金利上昇や悪いインフレが企業業績にどこまで影響を与えるのかが注目されるだろう。
 
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