27,500円をキープできるか!? 月初の買いは今日まで!?それとも昨日まで!?
2022-02-03
まだまだ寒い朝が続いているが、明日が立春ということでだいぶ陽も長くなっており、そろそろ暖かくなるのだろう。株式市場では「節分天井、彼岸底」と言われ、今年も月初の買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだろう。好調な決算を発表して買われて、どこまで買いが続くのかということだが、それもまた空売り次第ということで目先の需給に振らされる相場が続くということだ。
東証マザーズ指数も戻してきているが引き続き割高感が強いものは戻りも鈍く、戻したところでの戻り売りに押されることになるのだろう。ここから好決算意外には積極的に買い上がる材料もなく、今年は金利上昇の年なのだろうから、空売りの買戻し一巡となったもの、好決算に反応しての買いが一巡となった後には手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだろう。好決算を発表してからの割高、割安を判断して買う銘柄をしっかりと仕込むという方が良いと思う。決算発表でも買われすぎ、売られすぎには「向かう」方が良いと思う。
27,500円を超えてきたことでいったんは達成感からの売りが出て来るだろう。ここからは戻り売り圧力も強いと思われ、28,000円までが限界ということだろう。下値はまずは27,000円台固めということになるのだろうから、当面は27,500円を下回ると買われ、上回ると売られるというような展開なのだろう。
米国株は引き続き堅調だが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、少なくとも上値の重い展開となりそうだ。好調な決算を発表している電子部品株や半導体関連銘柄が引き続き堅調な展開となるのかどうかが注目されるが、好決算で買われた銘柄なども上げ一服となってくるのではないかと思う。
日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)も落ち着き、暴落懸念が薄れているが、逆に買戻し一巡感も出ている。昨日のような上昇過程、節目を抜けるところで空売りが積み上がるのかどうかが次の節目まで戻すのかどうかということになる。
売り方にとってもここまで戻すことは想定通りだろうし、ここからは戻り売り圧力も強くなるところだ。上値が重くなったところで手仕舞い売りが多いのか、空売りが多いのかでその後の動きも変わってくるだろう。好決算を発表しながらも売られたものなどはしっかりと反発すると思うので、売られすぎて底堅さがみられるところは注目だろう。
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