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 今日こそは28,500円を回復できるか!? それとも月末の売りに押されるか!?

2021-11-30
日々是相場 -朝刊ライト-

 おはようございます。
 
 今朝は綺麗な朝焼けが見られたが、夜には雨になるようだ。今更ながら季節の変わり目というような感じで、いよいよ12月で本格的な冬になるということだろう。株式市場も新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株で大騒ぎとなっているが、欧米の株式市場などを見ると日本は違うことで売られているのではないかと思う。

 月末の売りが出ているだけと仮定してみても良いのではないかと思う。今回の騒ぎで相場の雰囲気や性質が変わるということもあるのだろうが、とりあえずは月末の売り、そして明日からは月初の買いに期待してみても良いと思う。出遅れ感が強い銘柄や売られすぎた銘柄などが注目される。
 
28,500円を抜けるかどうかということだが、しっかりと抜けてくればさらに29,000円を目指すことになりそうだ。月末の売りが出ると28,500円を超えないということになるが、明日の月初の買い期待も出て来ると思われ、28,500円~29,000円を中心とした保ち合いとなるのではないかと思う。
 
米国株がしっかりと反発してきたことが好感されて買い先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も反発となっており、上値の節目とみられる28,500円を目指す動きになるのだろう。半導体関連銘柄などの買戻しや割安銘柄の買い直しなどがみられるのではないかと思う。売られ過ぎ銘柄も多くなっており、全体に底堅さもみられるだろう。
 
金融緩和の終了が見えてきたことでインフレを期待するような動きがあっても良いと思う。資源株や割安株の見直しはみられると思う。一方で、米国でみられるように買われすぎ銘柄の上値は重く、さえない展開が続くと思われ、今回の大騒ぎで相場の雰囲気も変わるのではないかと思う。
 
まずは医薬品株などディフェンシブ銘柄が買われているが、次には割安銘柄などが買われることになるだろう。ということは日経平均の上値は重いが相場としては堅調というような展開になると思う。しっかりと戻す場面ではコール売り、大きく下げるところではコース買い、プット売りの戦略で良いと思う。
 
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