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 SQ決定後の動きに注目!! 29,500超えまで一気に上昇か!? それとも再度29,000円を試す展開になるのか!? 

2021-11-12
 おはようございます。
 
 今朝も天気は良いが寒い朝となった。まさに冬の空という感じでもあるが、日の暮れるのも早くどことなく年末が近いという雰囲気だ。株式市場も決算発表も出揃ってきて、織り込む動きになっているが、ある程度業績が良いと思われている企業は買われており、改めて買い上がるということでもないような感じだ。サプライズで買われてもさらに上値を買われることもないので、好調な決算に反応して飛びついても買い方の回転が効かないというケースも散見される。

 決算発表に反応する向きが多ければ多いほど、決算発表直後の動きで材料出尽くしとなるような感じだ。投資判断や目標株価の引き上げなどが見られても、買戻しは入るがさらに買い上がるということでもないのだと思う。逆に悪材料への反応はいったん売られた後もちょっとでも戻すと売られるというようなケースも多いので、やはり決算発表をしっかりと見て、慌てて飛びつくのではなく、割安感があるのか、割高なのかをしっかりと見極める必要もあるだろう。決算発表時に大きく動いても、結局は落ち着くところに落ち着くものだと思う。
 
29,000円の攻防と思ったが、思った以上に早く買いが入った。本日は逆に上値の節目である29,500円を試す動きとなりそうだ。昨日と反対に29,500円水準で上値が重いとなると手仕舞い売りに押されるのだろうが、逆に29,500円をあっさりと抜けてくれば買戻しを急ぐことで意外高となるのだろう。
 
本日はオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いが一巡となった後に買いが続くのかどうかということだ。昨日の戻りでから売りが積み上がっていれば再度29,500円を超えてくるのだろうが、買い戻し一巡となったのであれば、週末の手仕舞い売りに押されることになるだろう。日経平均のSQ決定後の動きが注目される。
 
日経平均自体は上値の重い展開となるのではないかと思う。日経平均に影響の大きな銘柄の決算発表も終わり、ここからさらに買い上がる材料には乏しく、目先の買戻しが一巡となったものから売られるということもありそうだ。
 
腰の据わった買い手が現れるかどうかということになる。昨日は少し機関投資家か年金などの買いが入ったような感もあるが、こうした買いが上値を買ってくるような状況でもないと思われ、下がれば買いが入るのだろうが、上がれば買戻ししか入らないということなのだと思う。
 
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