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株式市場、先物・オプション市場

 2万9千円の攻防か!? オプションSQの影響もありそうだが・・・

2021-11-11
 おはようございます。
 
 今朝もとてもいい天気で暖かくなりそうな感じだが、「天気に騙されるな」という季節でもある。株式市場も米国株、特にハイテク銘柄などが大きな下落となり、さすがに調整感も出てきた。日本市場は既に調整が始まっているということでもあり、どこまで反応するのかということになる。

 最近では日本から米国株への投資も多いと聞くが、どこまで分かって投資ができるかということになる。アップルやアマゾン・ドット・コムなど我々になじみのある企業であれば、何となく儲かっているというだけでも良いのかもしれないが、きちんと割高なのか割安なのかなどを見なければならないと思う。単純にチャートを見ると行っても、値段の付き方も違うし、値幅制限もないし、市場参加者の性質も違うのだから、逆に目先の動きではなくしっかりとした「投資」が望ましいのだと思う。
 
29,000円の攻防となりそうだ。29,000円を割り込んだところで買いが入るか、29,000円を意識する水準で底堅さがみられるかということになりそうだ。オプションSQに絡んで29,000円を割り込むと売りが嵩むという可能性もあり、いずれにしても29,000円という節目が注目される。
 
本日も米国株安で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、冴えない展開となりそうだ。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売りなども出て来る可能性もあり、29,000円円の攻防がみられるのではないかと思う。ただ、特に売り急ぐ材料もなく売られすぎた銘柄から底堅さがみられるだろう。
 
指数の上値はますます重くなりそうだが、29,000円水準で底堅さがみられるか、もう一段の下落で28,500円程度まで調整となるのかが注目される。いずれにしても上値は3万円を付けるにはもっと時間がかかりそうで、保ち合い相場継続というスタンスで対処したい。
 
オプションなどを使って保ち合い相場を切り抜け、目先的には小型銘柄などの売られすぎからの反発に注目だろう。オプションでは上値の重い展開としてコール売りなどのポジションを作っても良いだろうし、大きく下がればコール買い、プット売りということで良いと思う。
 
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