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 買われすぎ銘柄の修正がみられるか!? ソフトバンクGとファストリ、東京エレク次第!?

2021-11-10
 おはようございます。
 
 昨日は冷たい雨が降ったが、今朝はとてもいい天気で外が明るい。株式市場は米国株がようやく上げ一服となったが、下がることに疑心暗鬼になっている感じだ。日本市場は好調な決算が見られ、新型コロナウイルスの感染拡大一服となって消費も上向くのではないかとの期待が高まるなかで冴えない展開となっている。元々買われすぎていた銘柄が指数を押し上げていただけに、指数の上値はまだまだ重いということなのだろう。

 買われすぎ銘柄がさらに買われすぎまで買われるという状況はバブルであり、米国は既にバブルの域に達していると思う。バブルは金融緩和の終了で弾けると思われるので、米国株の下落が始まったところではお金の流れに注意が必要ということだ。信用収縮となり、世の中からお金がなくなるということが大きな下落の要因なので、どこかに流れているうちはバブルも弾けないということになる。
 
29,500円を割り込んだことで今度は29,500円が上値ということになりそうだ。いったん下値を試す動きであり、29,000円や28,500円というところまでの下落はあるだろう。指数に影響の大きな銘柄には買われすぎ銘柄も多く、買われすぎ銘柄の修正安が始まるだろう。
 
本日の日本市場も米国株安から売り先行となりそうだ。売り急ぐような材料があるわけでもないので、売り急ぐということでもないのだろうが、決算発表が出た銘柄などを中心に手仕舞い売りに押されるものも多いだろう。特に買い上がる材料があるということでもなく、買戻し一巡となったものから売られるのだろう。
 
30,000円が抜けないという状況から今度は下値を確認するような動きになりそうだ。物価上昇なども見られており、これまでの低金利世界的な金余りがそろそろ終わりそうな雰囲気もあり、少なくとも上値の重い展開が続くと思う。オプションなどを使って買えない相場に対処するのが良いと思う。
 
積極的に買い上がるような材料がないと買われすぎ銘柄の修正安が始まりそうだ。割安銘柄や売られ過ぎ銘柄も底堅さはみられるものの買い急ぐということでもないので、指数に影響の大きな銘柄次第ではあるが、保ち合い相場が続くと思う。
 
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