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株式市場、先物・オプション市場

 まだまだ保ち合いということ!? どこかでは上下放れるのだろうけど・・・

2021-10-28
 おはようございます。
 
 今朝はいい天気で少しは暖かくなるのだろうか。風もないようであり、布団を干すには良い天気なのかもしれない。株式市場も米国株の上昇も一服という感じでもあり、好調な決算発表への反応も上値も重くなりそうだ。積極的に買い上がるというよりは空売りの買戻しということなのだろう。

 目先の需給に大きく振らされるという展開で日本市場でも指数に影響の大きな銘柄に振り回されている感じだ。それでも日経平均に影響されず、好調な決算でまだ買われていないものや割安感が出ているものを買い下がるような気持ちで買っておくということで良いのではないかと思う。新型コロナウイルスの感染拡大の影響からの脱却は期待される。
 
29,000円水準が上値という印象だった。ここからはまずは雲の下限である先行スパン2のところや基準線、25日移動平均線で下げ止まるかどうかということになるのだろう。節目としては28,500円が意識されるものと思われ、引き続き28,500円~29,000円を中心とした保ち合いと想定される。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことや指数に影響の大きな銘柄の決算が芳しくなかったことなどもあって本日の日本市場は売り先行となりそうだ。上値の重さも確認されており、特に日銀の金融政策決定会合で金融緩和の深化などが取り沙汰されない限り手仕舞い売りに押されるものも多く、冴えない展開となりそうだ。
 
29,000円を超えれば下向きに考え、28,500円では上向きに考えるということで引き続き対処したい。11月限月から12月限月への乗り換えは月末・月初ということもあるが、とりあえず来週でも良いのではないかと思う。まだ、28,500円~29,000円を中心とした保ち合いということで良いのだろう。
 
こうしたときにやはり、先物よりもオプションが使いやすいということになる。28,500円を試すようなところではコール買い、プット売りを考え、29,000円を試すところではコール売り、プット買いを考えるという作戦はまだ有効だろう。
 
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