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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円台固めとなるか!? 堅調な展開を期待!!

2021-10-11
 おはようございます。
 
 今朝も好天となり、まさに夏という感じだ。蝉が鳴いていないだけでとても10月とは思えない天候だ。株式市場はどうやら底入れ感が出てきたものの9月初めのような勢いはなく、まだまだ疑心暗鬼の中での戻り相場を模索しているということだろう。特に買い上がる材料もなく、政治ネタもどこまで材料となるかということなのだろう。

 政治の株価に与える影響は限定的であり、あくまでも政策、特に規制緩和の政策ということだ。水清ければ魚棲まずということである程度自由であることが健全な市場原理が働くということだと思う。異常値があってもそれもまた相場ということであり、特に税制の問題はどうしても大きな声をなりやすいだろう。実際には今回の課税強化も個人の問題で影響は少ないと思うが、売り煽る材料としてはわかりやすいということだ。岸田首相が打ち消したことでいったんは収まるのだろうが、格差是正の「分配」などは市場とは乖離したもので岸田=売りという図式になりそうだ。ただ、株式市場は企業業績次第という面が強く、ここからは決算発表の動向に一喜一憂することになるのだろう。
 
何とか28,000円を保って引けたことで28,000円台固めとなるかどうかというところだ。ここから再度28,000円を割り込むと27,500円水準までの下落もあるのだろう。28,000円を割り込まないとなると今度は28,500円や29,000円を試すことになるのだろう。
 
週末の米国株が軟調だったこともあり、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。戻り一服となったものなども多いと思われ、買戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。好調な決算を発表した銘柄もあり、こうした銘柄が素直に買われるのかどうかということも相場全体の雰囲気につながってくるだろう。上方修正が素直に好感されれば「良い相場」であり上値が期待され、逆に出尽くし感や予想を下回ったなどと言って売られることになれば「悪い相場」ということだろう。
 
オプションSQ値が28,000円を超えてきて、個人的には非常に良いパターンでのSQ値となった。今後は引き続き右往左往する相場なのだろうが、9月の急騰前の水準であり、案外ここで落ち着くということも考えられる。10月は暴落が多いような気もするが、特に暴落に備えるというよりは保ち合いを前提として良いと思う。
 
保ち合いで利益が出るようなオプションの売り戦略が良いのではないかと思う。保有株の状況にもよるが、塩漬け解消の一環としてオプションなどを利用するという手もありそうで、相場が落ち着くと思うので塩漬け解消を図る方向で見て行けばいいだろう。
 
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