月初の買いに期待！！　日経平均新規採用３銘柄とファストリに注目！！

　おはようございます。
　
　今朝は朝から暴風となり、台風の影響が予想より早まっている。天気の予測精度もかなり高くなったが、まだまだ台風の動きなど読み切れないものが多いのだろう。相場の予測も同じで、一つ二つの事象や少ない参加者で動いているわけでないので、予測不能なものと考えている。動いた方につくという傾向にあるが、ちょっとしたことに反応したり、しなかったり、「ランダムウォーク」であり、細かな動きは読み切れないということで大きな流れを見るということでいいのだろう。

　台風も大まかな動きは分かるわけで、株価も目先の細かい予測は無理でも大きな流れを見ることはできると思う。ただ、今日考えなければならないことは月初の買いが見られるかどうか、日経平均に新規に採用された３銘柄は手仕舞い売りに押されるのか、そしてファーストリテイリングは買戻し一巡となるのかどうか、というような細かいことが多くなる。細かい変化を見て大きな流れを掴む必要もあるし、大きな流れのなかで細かい変化をとらえるという必要もあるだろう。いずれにしても、目先的には大きな下落となっているが、卵と鶏のようなものではあるが、日経平均VIやVIX指数がまだ急騰していないので、下げ渋る場面も多いということだろう。
　
下値の節目とみられる29,500円を割り込み、夜間取引の日経平均先物も下値を試す動きとなっている。29,000円程度まで下落はあるかもしれないということであり、まずは月初の買いで29,500円を回復できるかどうかということだろう。当面、上値は３万円が節目となると思われ、下値模索の中での保ち合いということになるだろう。
　
米国株が大きく下落したことから売り先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は比較的下げ渋りとなっており、月初の買い次第では底堅い堅調な展開が期待される。月初の買いがみられるかどうかということ、そして日経平均に新規に採用された３銘柄に手仕舞い売りが出るかどうか、ファーストリテイリングの買戻し一巡後に手仕舞い売りに押されるかどうかが注目される。
　
下値の節目とみられた29,500円を割り込みそうだが、月初の買いが入れば持ち直すということだろう。ただ、上値は重いと見られ、当面３万円を超えないという想定で良いのだと思う。引き続き高くなり、３万円に近づけばコール売り、プット買い、29,500円を割り込んだ水準ではコール買い、プット売りを考えて見れば良いだろう。
　
29,500円を回復できずに下値を試す動きとなってもいったんは29,000円水準では下げ止まると思う。９月３日から６日にかけて空けた窓を埋める形で下げ止まるということになるのだろう。急騰後の調整だけに急落の可能性もないことはないが既に大きく下落していること、日経平均ＶＩの上昇が限られていることを考えれば底堅さは見られるだろう。
　
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