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 再度3万円を試すのか!? TOPIX買い、日経平均売りに勝機!?

2021-09-08
 おはようございます。
 
 今朝も涼しい朝で、秋という雰囲気だ。陽も短くなり、何となく寂しい感じだ。株式市場は大きな上昇が続き、米国株はいっこうに調整とならないが、さすがに上値も重くなっている。日本株も買戻し一巡となったものから売られるということでここからはさらに空売りが積み上がるかどうかということになるのだろう。

 日経ダブルインバースという日経平均が下がれば上がるETF(上場投資信託)の買いが非常に多くなっており、日経レバレッジのから売りと同様に日経平均の先物を押し上げる要因となっている。買いが買いを呼ぶ原因の一つだが、やはり、こうした数字を見ても行き過ぎということだろう。ただ、行き過ぎがどこまで行くかは行くところまで行くとしか言いようがなく、ヘッジも含めて月内限定だが、TOPIX買い、日経平均売りのスタンスで良いのではないかと思う。

30,000円もあっさりと抜ける場面もあったが、さすがに達成感も出て手仕舞い売りに押された。まだ空売りの買い戻しも多いと思うが、買戻し一巡となった感もあり、引き続き3万円では売りが出るということだろう。上値の重さが確認されていったん調整となると思われ、まずは29,500円あたりまでの調整はあるのではないかと思う。
 
米国株はまちまちで上値の重い展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、目先的な過熱感が強いことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物でもいったん売られる場面も見られるなど、手仕舞い売りも多くなると思われる。要は目先の需給ということで先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いなども含めて買いが買いを呼ぶ展開が続くかどうかということだろう。
 
日経平均の銘柄入れ替えが行われる月末までということであれば、TOPIX買い、日経平均売りの戦略も有効だろう。TOPIXに影響が大きいキーエンスや任天堂、村田製作所が買われるという状況が続けばTOPIXは強いということになる。そして日経平均除外銘柄や入れ替えの影響で売られるということになるので、有効な戦略と考える。
 
さらに欧州での利上げの話などもあり、金利が上昇気味となるとTOPIXに影響の大きな金融株が買われるので、さらにTOPIXが上昇、日経平均に影響の大きな買われすぎ銘柄が売られるということになるので有効な戦略ではないかと思う。
 
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