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 月末売りとなるのか? 月初の買いに期待して最後は買われる!?

2021-08-31
 おはようございます。
 
 今日で8月も終わりだが、新型コロナウイルス感染拡大も一服となる気配はあるもののまだまだ医療の逼迫などがみられるようだ。株式市場も米ナスダック指数は史上最高値を更新中で米国株の中には1年で3倍にもなった銘柄もあり、まさにバブルの症状と言えるだろう。世界的な金余りやゲーム感覚での参加者の増加などが要因と思われるがまさにバブルそのものということだ。
 
 日本の1980年代バブルの時もまさにバブルの中にいると全くバブルであるということに気が付かず、また、2007年のパリバショック前の新興国バブルの時も全く気が付かなかったのではないかと思う。今回もバブルでない部分もあるという見方もあるが、バブルと思って行動するにこしたことはないと思う。収益機会を逃すことがあっても損をしないことが大切だろう。今日は月末で売りが出ると思われているし、明日の月初の買いも期待されるが、これもまた、月末売りがなかった場合、月初の買いがなかった場合も想定しておくことも必要だろう。
 
やはり27,800円を超えると買えないという状況が続いている。引き続き27,500円~27,800円水準を中心とした保ち合いで、27,800円を超えても28,000円あたりが上値となるのだろうし、27,500円を割り込むと27,000円程度まで下落する可能性が高い。TOPIXは堅調な地合いが続くと思う。
 
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。特に材料があるわけでもないが、中国の経済指標の発表などに反応するということもあるかもしれないが月末の売りに対する警戒もあり、下方向に敏感に反応することになりそうだ。月末の売りに対して月初の買い期待がどこまで強まるかということで指数の動きも変わってくるだろう。
 
日経平均自体は上値の重い展開が続くと思う。大きく売りたたく、売りが売りを呼ぶ展開になっていないが、塩漬け株が増えているという感じでもあり、少なくとも上値の思い展開は続くとみられる。月末の売りがみられれば月初の買いに期待してコールオプションなどを買っても良いのではないかと思う。
 
月末の売りに対してどのように対処するかと言えばとりあえず月初買いに期待するという方向だろう。ただ、月初の買いが入らないということも想定してコール買い、プット売りを考えた方が良いと思う。月末売りが出たは良いが、月初の買いが入らないとなると一斉に見切り売りが出る可能性も考えておくと良いと思う。
 
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