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 戻りを試すも上値は重いか!? 買われすぎ銘柄の修正安が止まるか!?

2021-08-23
 おはようございます。
 
 また梅雨のような天気となっているが、蒸し暑さには参ってしまう。株式市場もまだまだ混乱が続きそうだが、米国株の底入れ感というか、いつもような押し目だったというような雰囲気に救われる場面もあるだろう。ただ、買われすぎ銘柄の修正安が一服と思われていたが、再度下落が始まったという感じであり、指数はまだまだ冴えない展開となりそうだ。これまで下値と思っていた27,500円水準が上値となってしまうのかどうか週初の動きが重要だろう。

 日経平均の値動きは悪くてもまだTOPIXは底堅さがら見れると考えられる。日経平均売りTOPIX買いの流れはまだ続いていると思う。トヨタが底入れとなれば、TOPIXは戻すのではないかと思うし、地銀株なども含めて銀行株は底堅い堅調な展開となりそうで、これもまたTOPIXの底堅さ、堅調さを支えることになるのだろう。

27,000円を割り込むと買戻しも入った形だが、27,500円という節目が今度は上値ということになりそうで、27,000円を割り込んで下値を試す場面もまだまだあるのではないかと思う。落ち着きどころを探るということだが、から売りが積み上がらないことには戻りも鈍いのだろう。
 
週末の米国株が高かったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物堅調だったこともあり、週明けの日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、何が変わったということでもなく米国の金融緩和の縮小懸念が根強いことや新型コロナウイルス感染拡大が止まらないことなどもあり、戻りも限られそうで、目先的な買い戻し一巡となった後は冴えない展開が続くのだろう。
 
先週末は節目を割り込み、大きな下落となったが、それでも日経平均VIの上昇は限られており、売りが売りを呼ぶような展開になっていない。この傾向は続くと思われるが、引き続き日経平均VIの上昇には注意が必要ということだろう。日経平均VIの上昇が限られているので、下がればプット売り、場合によっては先物の売りを加えるとパターンが良いのではないかと思う。
 
また、反発となったところでのコール売りが有効と思われるが、思ったほどコールの価格が上昇しないので、プット売り、先物売りでコール売りの代用という手もあるのではないかと思う。いずれにしても大きな動きというよりも一進一退のなかでの右肩下がり、保ち合いの水準訂正などを気にしておくと良いと思う。
 
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