主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 週末の持ち高調整で買われたものが売られ、売られたものが買われる展開か

2021-07-02
 おはようございます。
 
 今朝も雨が降っている。天気図を見るとまさに「梅雨!」というような感じだ。株式市場は米国では指数も高値圏にあり、買われ過ぎの修正から再度買われ過ぎという水準まで上昇となったが、いずれ早い時期に買われ過ぎの修正が行われると思う。金利に敏感に反応するということで金融緩和の終了が取り沙汰されるたびに右往左往することになるのだろう。
 
 日本市場でもまずは米雇用統計を控えた週末ということで本日も手仕舞いの売り買いが中心となり、そのバランスで方向が決まるということなのだろうが、買われ過ぎ銘柄も多いので指数自体の上値は重いだろう。何度も話しているが、日経平均といういびつな指数の見直しも始まることでもあり、日経平均自体の上値が重いという状況はまだまだ続き、いったん下値を試す動きも見られるだろう。
 
28,800円が上値という感じになっているが、本日もまずは28,800円を超えるかどうかということが注目される。米国市場は堅調な展開が続いており、日本市場も大きく崩れることはなさそうだ。保ち合いが続くと考えていいだろう。引き続き28,500円~29,500円、中心は28,800円~29,200円ということでいいだろう。
 
米国市場は相変わらず堅調ではあるが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の上値は重く、本日の日本市場も買い先行となりそうだが、上値は重いだろう。週末の手仕舞い売りと手仕舞いの買戻しがどちらが優勢となるかが注目されるが米国が3連休となる週末、雇用統計の発表などもあり、いずれにしても持高調整の売り買いが中心となるのではないかと思う。

空売りが積み上がっている銘柄は買戻しで高くなるのだろうし、逆に信用買い残が多い銘柄は手仕舞い売りに押されるものもあるだろう。買われていた銘柄が売られ、売られていた銘柄が買われるということになりそうだ。
 
引き続き下値は28,500円程度という見方で良いと思うが、上値は29,000円までということもありそうだ。本日も28,800円をしっかりと抜けるかどうか、29,000円まで戻すか同課が注目される。28,800円を超えないとなると逆に28,500円まで下がるということもありそうだ。
 
オプション戦略は引き続き保ち合いと想定しておいていいと思う。ただ、下値は27,500円という水準よりは27,000円あたりまで引き下げておいて良いと思う。上値は当面30,000円を超えるとうことはないと思う。
 
詳しくは無料メルマガをご覧ください。
 → https://s-pyxis.com