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 日銀次第!? 何も変わらないと思うが市場の反応は!?

2021-06-18
 おはようございます。
 
 梅雨の合間の晴れ間ということでさわやかな朝となった。昨晩も上弦の月が綺麗にみられ、「久しぶりだね~、月見るなんて」という感じだった。株式市場も昨日は予想外の下落という雰囲気だったが、暗い雰囲気でもなかった。最近は特に日経平均とTOPIXの違いというよりは日経平均の特異性が見られ、株式相場=日経平均という図式ではないと思う。
 
 日経平均に影響の大きな銘柄があまりに偏っているので、米ダウ平均の30銘柄よりも少ないほんの10~20銘柄の株価で日経平均が成り立っているということが如実に示されている。それはそれとして考えなければならないのだが、年内に日経平均が34,000円になるというような人もそうしたことをしっかりと把握しているのだろうか?少し早いかもしれないが(既にこのコラムでは話題にしているが)9月の定期入れ替えのことも少し考えておくのは悪くないと思う。
 
日銀の金融政策決定会合の結果に反応してもまだまだ保ち合いの範囲内での動きなのだろう。特に上値を買い上がるという材料も下値を売り急ぐ材料もなさそうだ。サプライズ的な何かがあれば上下どちらも放れることになるのだろう。当面はまだまだ28,800円~29,200円を中心とした保ち合いが続くということだろう。
 
本日の日本市場は米国ナスダック指数が高かったことや昨日の反動から買い先行となりそうだ。ただ、寄り付きの買戻しが一巡となったあとは日銀の金融政策決定会合の結果待ちということで方向感に乏しい展開となるだろう。日銀の金融政策決定会合の結果も特に変更もないと思うが、変更がないことを確認しての手仕舞いの売り買いでどちらが多いのかということで方向感が決まりそうだ。
 
保ち合い相場を前提とした戦略を続けておいていいと思う。29,000円を挟んでの動きであり、日銀の金融政策決定会合の結果でサプライズがない限り29,500円を超えて買い上がるということはないだろうし、28,500円を割り込むということもないだろう。
 
保ち合いの上限ということで手仕舞い売りやヘッジでの売りを考えていけば良いと思う。しっかりと抜けて落ち着いてから買い場を探せば良い。日経平均に影響の大きな銘柄の買われすぎ銘柄の修正安はまだまだ続くと思う。
 
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