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 寄り付き直後の買いに期待!! 買われすぎ銘柄の修正安は続く!?

2021-06-03
 おはようございます。
 
 まさに初夏の朝という雰囲気で気持ちのいい朝となっている。鳥がとても賑やかで、ちょっとうるさいくらいだ。株式市場は上がれば下がり、下がれば上がるというような展開になっているが、コロナ後を既に織り込んで、その先への不安が高まっているという状況ではないかと思う。だから、割高感が強い銘柄が割安になるような期待が持てず、割安銘柄に資金がシフトしているということだろう。
 
 あとは業績の回復や経済活動の再開の先をどこまで織り込めるかということになるのだが、新型コロナウイルスの感染拡大が終息するという期待が実績に変わる頃から少しだけ先が見えてくるのではないかと思う。まずは東京五輪が本当に開催されれば、厳しい状況ではあると思うし、楽観的な見方はできないが、少しは先が見えてくる安心感が出て来るのではないかと思う。
 
引き続き28,800円~29,200円を中心とした保ち合い相場となるのだろう。積極的に買い上がるような材料もなく、空売りが積み上がらなければ上値の重い状況は変わらないだろう。当面は上がれば売られ、下がれば買われる方向感に乏しい展開が続くのだろう。
 
米国株は小幅高となったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が冴えない展開となったこともあり、本日の日本市場も売り先行となりそうだ。買われすぎ銘柄の修正安がまだまだ続くのだろうが寄り付き直後の買いが入るのかどうか、月初の買いが続くのかどうかということだろう。米雇用統計の発表を控えていることもあり、積極的には動き難く、日銀のスタンスの変化などもあり、依然として冴えない展開が続くと思う。
 
日経平均は大きく方向感が見えている状況でもなく、先物やオプションは乗り換えの動きが活発になるところで、これらの需給でも方向感が出難いだろう。積極的に買い上がる、あるいは売り急ぐ材料もなく保ち合い相場を前提としたポジションを維持するのが良いと思う。
 
保合相場を前提として28,800円あたりではいったん買い、29,000円を超えると売りという見方をしていると良いと思う。どこで節目を抜けるかということでもあり、抜けたところから次の節目を目指すということになるのだろう。
 
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