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 月初の買いで29,200円まで戻すか!? 月初の買い期待での手仕舞い売りに押されるか!?

2021-06-01
 おはようございます。
 
 昨晩の雷は凄かったが、一夜明けると何事もなかったかのようにすがすがしい梅雨の晴れ間の朝という雰囲気だ。株式市場も昨晩は米国が休場となり、昨日は予想通りの「月末の売り」で本日は予想通りの「月初の買い」ということになるかどうかということになる。ただ、指数に影響の大きな銘柄も上値は重くなりそうで、日経平均自体も上値は重いのではないかと思われる。
 
 電子部品、特にコンデンサーの受注が増えているというニュースが出ていたが、電子部品に関しては今後も増えることはあっても減ることはないだろう。その点、今回のように調整感が強まっているところで、電子部品株などは買えるのではないかと思う。さらに、日本電産や村田製作所、キーエンスなどに任天堂も加えた「京都銘柄」はねがさ銘柄だけに日経平均に採用され難かったが、今回の株価算定基準の見直しで採用されやすく、いずれこれらの銘柄が日経平均に採用されるようになると思う。その点でも注目しておいて良いと思う。
 
29,000円を割り込んだが再度29,000円を超えてくるのかどうかが注目される。月初の買いが期待されたところで空売りが積み上がると29,000円をあっさりと超えて来るのだろうが、単純に手仕舞い売りに押されるようであれば、29,000円を超えると売られるということで上値の重い展開が続くだろう。当面は28,800円~29,200円水準を中心とした保ち合いが続くそうだ。
 
米国市場が休場となるなかで、夜間取引の日経平均先物が一時29,000円を超える水準まで戻す場面もあり、本日も堅調な展開が期待される。月初の買いが入るのかどうかということになるが、月初の買いが期待されてもいるので、逆に買いが入ると売向かうような動きもあるだろう。買われすぎ銘柄の上値が重くなると売り直される場面もありそうだ。
 
昨日は「月末の売り、月初の買い」の一環ということでボラティリティーの上昇が見られなかった。本日も引き続きボラティリティーの上昇は見られないと思うが、上値の節目である29,200円を試すような展開になればまた下向きに反応するということでポジションを調整したい。
 
引き続き保ち合い相場を前提に7月限月への移行を考えて行きたい。今月はメジャーSQなので、来週は大きく振らされることになるかもしれず、今週中にポジションを軽くし、来週新たにポジションを組むという作戦や保ち合いの上限と想定される水準でコール売りの新規ポジションを組みプットの売りを買戻し、下限と想定される水準でコール売りを買戻し、新規でプット売りのポジションを作るというようなことでも良いだろう。
 
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