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株式市場、先物・オプション市場

 今日も冴えない展開か!? 下値模索は続く・・・ 

2021-03-24
 おはようございます。
 
 桜は早くも満開となっているところもあるようだが、まさに春爛漫という感じだ。株式市場は木枯らしが吹きすさんでいるかのようで、これまでの居心地のいい適温相場から一気に冷めている感じだ。適温相場と言っていたが、とても熱い、買われすぎの相場だっただけに今回の調整はそれこそちょうどいいということになるだろう。
 
 改めて新型コロナウイルスの感染拡大を嫌気する動きになっている感もあるが、金融政策の変更を嫌気して新型コロナウイルスの感染拡大を取り沙汰しているような感じでもある。業績に見合った株価、成長期待からでも買われすぎていない適正な株価をしっかりと見極めて、割安銘柄を仕込むには良いところではないかと思う。引き続き買える銘柄を探しつつ、指数の下落に備えるということで良いのだと思う。
 
下値を試す動きが続きそうだ。29,000円を割り込んだが達成感が出るということでもなく、まだ下値を探る動きだろう。当面は75日移動平均線や雲の下限=先行スパン2の水準である28,200円~28,400円あたりまでも下落が想定される。逆にここで下げ渋れば29,500円程度までは戻すと思う。本日だけでみると28,800円水準で下げ渋りとなるかどうかということだろう。
 
米国株が高くても買われすぎ銘柄の修正安が続いている。これまでが異常であったということで正常な状況に修正されているということなのだろうから、戻り売りに押されながら冴えない展開が続きそうだ。空売りが積み上がれば買戻しで急反発となるのだろうが、空売りも積み上がり難く、冴えない展開が続くのだろう。
 
米国株が下落して夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、プット先週からのプット買いが利益になってきている。引き続き下値模索となりそうで、急落してボラティリティが上昇するようであれば、プットの利益を確保するのではなく、プット売りで利益を確保し、さらなる下落に対処するということでもいいだろう。
 
昨日は戻りを試す動きも限られ、それだけ売り圧力が強いことが証明された形だ。さすがにいったん下げ止まるところもあるのだろうが、完全には戻り切らず、当面冴えない展開が続きそうで、保有株式のヘッジでボラティリティーを見ながらプット買いとコール売りを使い分けていけばいいだろう。
 
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