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株式市場、先物・オプション市場

 まだまだ波乱もありそうだが・・・ 上値が重くなるのかどうかに注目!!

2021-03-02
 おはようございます。

 今朝は雨が降っていたが、今は上がっているようだ。一雨ごとの暖かさとなってくれると良いと思う。株式市場も昨日は急反発となって、米国株高などもあるので、引き続き堅調な展開が期待される。ただ、ここのところ何度もこの光景が繰り返された感もあり、そろそろ違ったパターンとなってくるのではないかと思う。

 昨晩は米国の主力銘柄なども堅調なものが目立ったが、まだまだ下落に対しての戻りとしては鈍いものがある。一方、日本市場では日経平均を押し上げた銘柄などはまだまだ調整となっておらず、こうした銘柄の調整がみられるのではないかと思う。ファーストリテイリングなども中間決算が終わればいったん売られるかと思ったがそうでもなく、ここまで買われる理由が日経平均の影響が大きいからということなので、まだまだ波乱もあるだろうし、買われすぎの修正がみられると思う。日経平均の採用銘柄の入れ替えなどでの波乱もあるかもしれない。

さらに買い急ぐ動きになりそうだ。上値はまずは29,800円水準を超えるかどうかということであり、30,200円あたりまで一気に上昇となることもあるかもしれない。当面は30,500円あたりが上値ということになるのだろうが、まだまだ29,000円水準まで下落するという波乱含みの展開なのだと思う。

一気に高値更新とはいかないのだろうが、1月末は2日で1000円下げて3日1000円上げるという状況だったが、今度は1日で1200円下げて、2日で1200円上げるというような展開になりそうだ。ただ、逆にここで上値が重くなると決算月だけに売り急ぐ動きも出てきそうだ。引き続き高値保ち合いを想定して利益確保優先で良いと思う。

引き続き下落への備えをするということで良いのだろう。日経平均の上値は30,200円や30,500円という想定で、31,000円は付けないと思う。29,800を超えてさらに買戻しを急ぐ動きがみられるかどうかということがまずは注目される。30,000円を超えないとなると逆に売り圧力も強まるだろう。

これまでのポジションは継続でいいだろうが、ショートストラングルは利益を確保しておくという方法もありそうだ。ただ、最終的には30,500円を抜けなければいいので、30,000円を超えてくるまでは現状一時で良いだろう。