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 下げ渋りとなるのか!? 買われすぎ銘柄の修正安は続く!? 

2021-02-01
日々是相場 -朝刊ライト-2021年2月1日(月)

 おはようございます。

 まだまだ寒い日が続いているが、日差しは春の日差しであり、まさに「新春」という雰囲気だ。株式市場は米国発の調整となっているが、上がるにしても下がるにしても大きな動きになるケースが多い。動かないときは全く動かないし、それだけ周りの動きを見て動くという参加者が多いのだろう。買われすぎ、売られすぎも行き過ぎることが多いが、結局は業績に見合った水準で落ち着くとことになるのだろう。

 決算発表も本格化しているが、かなり「織り込み済み」という雰囲気で好調な決算も既に買われすぎている銘柄が多くなっている。今回の株価の調整も「ロビンフッダー」がどうしたということが言われているが、結局は買われすぎている銘柄の調整が下落の大きな要因ということだろう。業績が悪化するから売られるということではないのだから、買われすぎの修正が売られすぎとなったあたりから落ち着いてくるものと思う。

28,000円を早期に回復するかどうかが注目される。いったん戻りを試す過程で28,200円を超えてくれば28,500円あたりまで戻すのだろうが、28,000円前後で上値が重くなると再度下値を試す動きとなるのだろう。下値めどは27,500円程度とみられるが、その水準を割り込むと26,800円あたりまで一気に下がるのだろう。

本日の投資戦略

一気に調整感が強まった感じだが、足元の好調な決算をどこまで織り込んでいるのかということになりそうだ。売られすぎ銘柄の中には底堅さが見られるものもあり、こうした売られすぎ銘柄が下支えとなるだろう。米国市場の混乱は日本市場では値幅制限のおかげで心配はないと思うが、買われすぎ銘柄の見直しにつながるのではないかと思う。マネーゲーム的な感覚で買われすぎていたものも多いので決算発表を見ながら買われすぎとなると大きく売られるものもあるだろう。

上がるから買うということで押し上げられてきた銘柄などは今度は下がるから売るということにもなりかねない。決算発表が本格化するなかで米国の主要な経済指標の発表もあり、芳しくない指標などが見られると改めて業績面から個別の銘柄も見直されることになるだろう。

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