あと一歩の「差」

2019-05-27
5月25、26日に行われたU15クラブユース選手権の予選、3勝同士でむかえた1位決定戦であと一歩及ばず2位でデベロップへ回ることとなりました。

昨年このメンバーで戦った新人戦で勝ち取った1位枠、そのプライドを胸にこの予選をチャレンジャー精神で戦おう!と、傲ることなく一戦づつ丁寧に戦ってきましたが、最期あと一歩のところで上位進出を逃してしまいました。

自分たちのサッカーが出せるか出せないか。
今回の、特に最期の試合の結果はここに尽きるんじゃないかと思います。相手は淡々と自分たちのサッカーをやって勝った、一方でこちらは自分たちのサッカーが発揮できず終始劣勢の中で負けた。実力差がそうさせるのではなく、結果が実力差となって現れただけのことです。うちが先制し苦しい中でも「自分たちのサッカー」を自分たちのペースで進めていければ、また結果は違っていただろうし、最後まで走れたと思います。
選手自身、負けて悔しいと口々にしていました。そう思えるほど、力のあるチームに対して肉薄できた試合だったんじゃないかと、私自身も思っていますが、いかんせん、そうやって自分たちのペースを作り出されたときの実力差は思った以上に大きかったかもしれません。

戦術、戦略、気持ち・・・こういうものでつかんでいく、これこそが試合なんじゃないでしょうか。
確かに戦術、戦略を統一、高い気持ち、意識で全ての試合に臨むことこそ、本当に学んでもらいたところです。試合に勝つ、というのはこういうところ・・・相手と比べたあと一歩の差だとしたら、最後の試合はまだまだ埋まらない「差」でしょうか。

「自分たちのサッカー」は自分たちのペースで進めていかない限り出てこないと思います。ここをつかめればこのメンバーならある程度上まで行けると思うんだけどなぁ〜。