薬物の溶出性は、わずかpH0.4の差でも大きく変化する?!
胃の生理的条件を反映した薬物の溶出試験には、pH 1.2の試験液が用いられています。しかし、pH 1.2は、実際の胃よりも低いpH条件(酸性の強い)です。また、胃のpHは個体間差も大きいことが知られています。そこで、胃の生理的pH条件の範囲で、薬物の溶出性がどのように変化するのか?調べてみました。
Yoshikawa, T., Oki, J., Ichikawa, N., Yamashita, S., & Sugano, K. (2021). Small differences in acidic pH condition significantly affect dissolution equivalence between drug products of acidic drug salt. Journal of D...
2021-05-10