イベント告知
第10回 PCF-J オンライン開催(本会&Growth Project参加者募集)
詳細
参加募集は12/1で締め切りました。(12/2追記)
この度、「第10回PhysChem Forum Japan」を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。 「PhysChem Forum」は、薬物物性研究分野において、産官学の“垣根“をとり除いたオープンな人的交流、情報共有、及び次世代の人材育成を目的としたフォーラムです。現在、日本とヨーロッパそれぞれで開催しております。 日本ではこれまでに9回(第6回はInternational Association of Physical Chemistsとの合同国際シンポジウム)開催され、いずれの回も大学、企業研究者、機器メーカー担当者等、約100名が集い盛況の内に終了することができました。昨年度に引き続き今年度も、新型コロナウイルス感染予防の観点から「オンライン形式」で、第10回PhysChem Forum Japan(立命館大学との共催)を開催いたします。
記念すべき第10回、今回のテーマは “PhysChemファンタジー IVIVC(ヨンヨンシー)~10th ANNIVERSARY~” です。In vitroとIn vivoの相関を精度良く実現するには、どんな物理学的特性が寄与しているかを見極めることが重要です。我々PhysChem Forum Japanは、記念すべき第10回に、In vitro物性を駆使したIn vivoデータ具現化の旅に皆様をお連れします。
本会終了後には、講演者と参加者が気軽にディスカッションできるブレークアウトセッションも予定しております。講演者や他の参加者の方々が発表内容や周辺分野に関して活発にご議論いただければと思います。“多様性”と“開かれた場”が本フォーラムの趣旨となっておりますので、どなた様も無料で参加可能です。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加頂けますようお願い申し上げます。
尚、毎年恒例ですが本年もGrowth Projectを開催いたします。本年は、「PhysChemクエスト」と銘打って、これまでとは志向を変え、若手研究者や学生の皆様向けにロールプレイングゲーム型教育プログラムを実施します。優秀な成績を収めた方々には、協賛メーカー様からの素敵な賞も待っていますので、学生の方や物性分野の経験が浅い社会人研究者の方々は奮ってご参加ください。(募集人数に制限がありますがご容赦ください)
当日、webではございますが皆様にお会いできることを、運営委員一同心よりお待ちしております。
第10回PhysChem Forum Japan 運営委員一同
参加登録は以下のURLからお願いします。(10/7より受付開始です)
https://connpass.com/event/262452/
本会は12/1(木)まで受け付けていますが、Growth projectは11/22(火)までの受付となります。
(注)参加登録時に情報登録を兼ねたアンケートへの入力をお願いします。
なお、リンク先の申し込みページにおいて、表示は「本会」のみとなっていますが、Growth Projectの受付は、本会参加申し込み時に、アンケート内に参加・不参加の選択ボタンがございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第10回PhysChem Forum Japan開催概要
<Growth project>
PhysChemクエスト~探索物性の旅の果てに~
11/29 15時~18時
12/5 15時~18時
の計2回シリーズ(参加者は両日とも参加ください)。Web開催(定員32名)
~内容(当日までに多少変更する可能性があります)~
ある日、物性担当者であるあなたが研究所の廊下を歩いていたところ、薬理研究者が、途方に暮れた表情で床にうずくまって泣いていました。
物)薬理さん、どうしました?
薬)昨日、ラットの実験を行ったのですが、上手くいかなかったのです。前回は上手くいったのに、再現性がなくて。。。血中濃度が上がらなかったみたいなんです。
物)そうですか。。。前回と今回で何か違う部分はありませんでした?
薬)唯一の違いは、使用した化合物のロットが違うだけなんです。ただそれだけなのに、、、。上司に怒られたらどうしよう。。。どうしよう。。。どうしよう。。。
物)まあまあ、まずは落ち着きましょう。ところで、投与液を調製したとき、なにか違う点に気が付きませんでした?
薬)そういえば、以前のロットと比べて、今回のは、少し粉末がサラサラしていた感じがしました。
物)なるほど。それなら少し調べてみましょうか?
薬)ほんとですか?ありがとうございます!!!
さて、あなたはこの問題をどのように解決して、創薬プロジェクトを成功に導きますか?
参加者は割り振られたチームメンバーで話し合いながら、問題点を発見し、解決していきましょう。
アイテム
溶解度データ
粉末X線
熱分析
・・・
・・・
<本会シンポジウム>
PhysChemファンタジー IVIVC(ヨンヨンシー)~10th ANNIVERSARY~
2022年12月8日(木)
Web開催(定員500名)
本会タイムスケジュール
13時~:Zoom接続開始
13:20~13:40 Opening
13:40~14:20 講演1:秋山寛享さん(日本たばこ産業)
薬物固有パラメータと生理学的パラメータを用いた薬物経口吸収性の動物種差の予測
14:20~15:00 講演2:高木敏英先生(摂南大学)
BEチェッカーによる生物学的同等性評価法の構築
~休憩~
15:15~16:00 講演3:学生&社会人ドクターセッション
・坂本 葵さん(立命館大学)
新規炭酸緩衝系溶出試験における難水溶性薬物塩の過飽和特性
・相原 梨沙さん(日本ベーリンガーインゲルハイム)*
Mini-scale in vitro systemを用いた経口可溶化製剤の有用性評価
*摂南大学との共同研究
~休憩~
16:00~16:30 Growth Project 表彰式&内容の振り返り
16:50~17:30 講演4:松井一樹さん(沢井製薬)
Biorelevant dissolutionによる生物学的同等性の予測
17:30~18:10 講演5:Mark McAllisterさん(Pfizer)
In vitro and in silico gastrointestinal simulation – application to drug product design(英語プレゼンになります)
18:10~18:30 Closing
18:30~19:00 ブレークアウトセッション
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
・協賛企業(あいうえお順)
株式会社島津製作所
株式会社日本サイエンスコア
株式会社堀場製作所
株式会社リガク
サイエレット合同会社
日本バリデーション・テクノロジーズ株式会社
ライフィクスアナリティカル株式会社
・PhySchem Forum Japan運営委員
大野 麻美 (旭化成ファーマ株式会社)
尾崎 俊亮 (エーザイ株式会社)
菅野 清彦 (立命館大学)
田代 智 (協和キリン株式会社)
浜頭 恭 (サイエレット合同会社)
真壁 宗義 (第一三共RDノバーレ株式会社)
真野 高司 (小野薬品工業株式会社)
宮野 哲也 (塩野義製薬株式会社)
山﨑 誠司 (Axcelead Drug Discovery Partners株式会社)
・共催
立命館大学
この度、「第10回PhysChem Forum Japan」を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。 「PhysChem Forum」は、薬物物性研究分野において、産官学の“垣根“をとり除いたオープンな人的交流、情報共有、及び次世代の人材育成を目的としたフォーラムです。現在、日本とヨーロッパそれぞれで開催しております。 日本ではこれまでに9回(第6回はInternational Association of Physical Chemistsとの合同国際シンポジウム)開催され、いずれの回も大学、企業研究者、機器メーカー担当者等、約100名が集い盛況の内に終了することができました。昨年度に引き続き今年度も、新型コロナウイルス感染予防の観点から「オンライン形式」で、第10回PhysChem Forum Japan(立命館大学との共催)を開催いたします。
記念すべき第10回、今回のテーマは “PhysChemファンタジー IVIVC(ヨンヨンシー)~10th ANNIVERSARY~” です。In vitroとIn vivoの相関を精度良く実現するには、どんな物理学的特性が寄与しているかを見極めることが重要です。我々PhysChem Forum Japanは、記念すべき第10回に、In vitro物性を駆使したIn vivoデータ具現化の旅に皆様をお連れします。
本会終了後には、講演者と参加者が気軽にディスカッションできるブレークアウトセッションも予定しております。講演者や他の参加者の方々が発表内容や周辺分野に関して活発にご議論いただければと思います。“多様性”と“開かれた場”が本フォーラムの趣旨となっておりますので、どなた様も無料で参加可能です。ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加頂けますようお願い申し上げます。
尚、毎年恒例ですが本年もGrowth Projectを開催いたします。本年は、「PhysChemクエスト」と銘打って、これまでとは志向を変え、若手研究者や学生の皆様向けにロールプレイングゲーム型教育プログラムを実施します。優秀な成績を収めた方々には、協賛メーカー様からの素敵な賞も待っていますので、学生の方や物性分野の経験が浅い社会人研究者の方々は奮ってご参加ください。(募集人数に制限がありますがご容赦ください)
当日、webではございますが皆様にお会いできることを、運営委員一同心よりお待ちしております。
第10回PhysChem Forum Japan 運営委員一同
参加登録は以下のURLからお願いします。(10/7より受付開始です)
https://connpass.com/event/262452/
本会は12/1(木)まで受け付けていますが、Growth projectは11/22(火)までの受付となります。
(注)参加登録時に情報登録を兼ねたアンケートへの入力をお願いします。
なお、リンク先の申し込みページにおいて、表示は「本会」のみとなっていますが、Growth Projectの受付は、本会参加申し込み時に、アンケート内に参加・不参加の選択ボタンがございます。
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第10回PhysChem Forum Japan開催概要
<Growth project>
PhysChemクエスト~探索物性の旅の果てに~
11/29 15時~18時
12/5 15時~18時
の計2回シリーズ(参加者は両日とも参加ください)。Web開催(定員32名)
~内容(当日までに多少変更する可能性があります)~
ある日、物性担当者であるあなたが研究所の廊下を歩いていたところ、薬理研究者が、途方に暮れた表情で床にうずくまって泣いていました。
物)薬理さん、どうしました?
薬)昨日、ラットの実験を行ったのですが、上手くいかなかったのです。前回は上手くいったのに、再現性がなくて。。。血中濃度が上がらなかったみたいなんです。
物)そうですか。。。前回と今回で何か違う部分はありませんでした?
薬)唯一の違いは、使用した化合物のロットが違うだけなんです。ただそれだけなのに、、、。上司に怒られたらどうしよう。。。どうしよう。。。どうしよう。。。
物)まあまあ、まずは落ち着きましょう。ところで、投与液を調製したとき、なにか違う点に気が付きませんでした?
薬)そういえば、以前のロットと比べて、今回のは、少し粉末がサラサラしていた感じがしました。
物)なるほど。それなら少し調べてみましょうか?
薬)ほんとですか?ありがとうございます!!!
さて、あなたはこの問題をどのように解決して、創薬プロジェクトを成功に導きますか?
参加者は割り振られたチームメンバーで話し合いながら、問題点を発見し、解決していきましょう。
アイテム
溶解度データ
粉末X線
熱分析
・・・
・・・
<本会シンポジウム>
PhysChemファンタジー IVIVC(ヨンヨンシー)~10th ANNIVERSARY~
2022年12月8日(木)
Web開催(定員500名)
本会タイムスケジュール
13時~:Zoom接続開始
13:20~13:40 Opening
13:40~14:20 講演1:秋山寛享さん(日本たばこ産業)
薬物固有パラメータと生理学的パラメータを用いた薬物経口吸収性の動物種差の予測
14:20~15:00 講演2:高木敏英先生(摂南大学)
BEチェッカーによる生物学的同等性評価法の構築
~休憩~
15:15~16:00 講演3:学生&社会人ドクターセッション
・坂本 葵さん(立命館大学)
新規炭酸緩衝系溶出試験における難水溶性薬物塩の過飽和特性
・相原 梨沙さん(日本ベーリンガーインゲルハイム)*
Mini-scale in vitro systemを用いた経口可溶化製剤の有用性評価
*摂南大学との共同研究
~休憩~
16:00~16:30 Growth Project 表彰式&内容の振り返り
16:50~17:30 講演4:松井一樹さん(沢井製薬)
Biorelevant dissolutionによる生物学的同等性の予測
17:30~18:10 講演5:Mark McAllisterさん(Pfizer)
In vitro and in silico gastrointestinal simulation – application to drug product design(英語プレゼンになります)
18:10~18:30 Closing
18:30~19:00 ブレークアウトセッション
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
・協賛企業(あいうえお順)
株式会社島津製作所
株式会社日本サイエンスコア
株式会社堀場製作所
株式会社リガク
サイエレット合同会社
日本バリデーション・テクノロジーズ株式会社
ライフィクスアナリティカル株式会社
・PhySchem Forum Japan運営委員
大野 麻美 (旭化成ファーマ株式会社)
尾崎 俊亮 (エーザイ株式会社)
菅野 清彦 (立命館大学)
田代 智 (協和キリン株式会社)
浜頭 恭 (サイエレット合同会社)
真壁 宗義 (第一三共RDノバーレ株式会社)
真野 高司 (小野薬品工業株式会社)
宮野 哲也 (塩野義製薬株式会社)
山﨑 誠司 (Axcelead Drug Discovery Partners株式会社)
・共催
立命館大学
場所
オンライン(Zoom他)