古城 出舞
2024-11-15
城の話は難しいので、昔懐かしい演歌でも
古城 唄:三橋美智也 作詞:高橋掬太郎 作曲:細川潤一
松風騒ぐ 丘の上
古城よ独り 何偲ぶ
栄華の夢を 胸に追い
ああ 仰げば佗し 天守閣
この歌は昭和34年に大ヒットしたのです。
吾輩は和歌山の山奥で、海を見たこともない紅顔の美少年(小学5年生)でした。学校の行き帰りに ♫松風さわぐ・・・全員で歌っていたことを懐かしく思い出します。
さて・・・この「古城」とは どこの城か調べてみました。
【七尾城址】
この七尾城址に作詞者:高橋掬太郎の詩碑があることがわかりました。
のぼるさんなら行ってるような気がします。
軍神上杉謙信をして難攻不落の城と怖れられていました。
その上杉謙信が七尾城を攻め落とした際に、陣中で作った詩が
九月十三夜
霜満軍営秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷憶遠征
詩の意味
霜はわが陣営に満ち満ちて、秋の気は清く澄みわたり、いかにもすがすがしい。空を仰ぐと、幾列かの雁が鳴き渡っており、夜半の月は皎々と冴えわたっている。
さて今夜は、越後、越中の山々にさらに能登も併せて、まことに雄大な景色が眺められることだ。故郷の家族たちが遠征のわが身を案じていようが、それはそれでかまわない。(今夜はこの明月を心行くまで眺めようではないか)
作詞者高橋掬太郎は、この詩からイメージが湧いたと伝えられています。月の夜に城山から能登の景色を眺めたいですね。
古城 唄:三橋美智也 作詞:高橋掬太郎 作曲:細川潤一
松風騒ぐ 丘の上
古城よ独り 何偲ぶ
栄華の夢を 胸に追い
ああ 仰げば佗し 天守閣
この歌は昭和34年に大ヒットしたのです。
吾輩は和歌山の山奥で、海を見たこともない紅顔の美少年(小学5年生)でした。学校の行き帰りに ♫松風さわぐ・・・全員で歌っていたことを懐かしく思い出します。
さて・・・この「古城」とは どこの城か調べてみました。
【七尾城址】
この七尾城址に作詞者:高橋掬太郎の詩碑があることがわかりました。
のぼるさんなら行ってるような気がします。
軍神上杉謙信をして難攻不落の城と怖れられていました。
その上杉謙信が七尾城を攻め落とした際に、陣中で作った詩が
九月十三夜
霜満軍営秋気清
数行過雁月三更
越山併得能州景
遮莫家郷憶遠征
詩の意味
霜はわが陣営に満ち満ちて、秋の気は清く澄みわたり、いかにもすがすがしい。空を仰ぐと、幾列かの雁が鳴き渡っており、夜半の月は皎々と冴えわたっている。
さて今夜は、越後、越中の山々にさらに能登も併せて、まことに雄大な景色が眺められることだ。故郷の家族たちが遠征のわが身を案じていようが、それはそれでかまわない。(今夜はこの明月を心行くまで眺めようではないか)
作詞者高橋掬太郎は、この詩からイメージが湧いたと伝えられています。月の夜に城山から能登の景色を眺めたいですね。