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 歌川広重と木曽海道六十九次

2021-02-07
江戸後期になると町民に経済的余裕ができて、一大旅行ブームが興りました。このブームに乗ったのが出版社(版元)でした。
 
[歌川広重]


私達は学校で安藤広重と習ったような気がします。(学習院市鹿野分校)

「東海道五十三次」「名所江戸百景」以外に「木曽海道六十九次」も刊行しています。

中山道でもなく木曽街道でなく木曽海道となっています。江戸・日本橋から京・三条大橋を結ぶ69の宿場を描いています。

10年ほど前、「開運なんでも鑑定団」に中山道45番目の宿 中津川を描いた「雨の中津川」と「晴れの中津川」が鑑定に出されました。

弁当屋で大儲けした男性が「木曽海道六十九次」をセットで購入したところ、後になって一枚多いことに気が付きました。中津川が雨と晴れの2枚あったのです。
[雨の中津川]

[晴れの中津川]

両方とも本物であり「雨の中津川」は幻の一点とわかりました。

鑑定額 「晴れの中津川」40万円
    「雨の中津川」 1500万円

すごいね みなさんの家でも押入れの奥に「お宝」眠ってませんか・・・