主な活動場所
大阪府周辺

 秋の七草 萩の花

2019-09-26
秋の七草を探して生駒の山間をブラブラしています。

 「春の七草」は食べるものを選んでいますが、「秋の七草」は鑑賞するものを選んでいます。撰者は 山上憶良(やまのうえのおくら)です。
 にしやんの「オクラ」はネバネバしてますが、この憶良は万葉の歌人です。

 どこを歩いても萩の花が咲いています


萩の花 尾花(おばな)葛花(くずばな) 撫子(なでしこ)の花
  女郎花(おみなえし) また藤袴(ふじばかま)
  朝貌(あさがお)の花・・・と書かれていますが、五七五七七の形式になってないので、出舞が現代風に作りました。

 はぎおばな くずなでしこに おみなえし
  またふじばかま あさがおのはな  出舞  

 これならリズムよく覚えられるかな

 ここで言う「あさがお」は諸説ありましたが、最近の研究で桔梗と落ち着いています。

【花札】萩に猪 七月の札です。

猪は猪突猛進 武士の鑑(かがみ) 萩は邪気を払う と言われています。

【江戸の俳句】


 猪も 抱かれて萩の ひと夜哉(かな)   高尾

この時季、猪も萩のベッドで夢を見ていることでしょう。

秋の夜長を暇にまかせて時間つぶしをしています。お付き合い 有難うございました。