今日は「七夕」です。
芭蕉は葉桜の頃、江戸深川を出て七夕の頃、越後に辿り着きました。
荒海や 佐渡に横たふ 天の川
この句は旧暦7月7日 越後出雲崎で詠んだものです。
あまりにも有名で誰もが知っていますが、私は、この句より前日に読んだ次の句が好きです。
文月や 六日も常の 夜には似ず (ふみづきや むいかもつねの よにはにず)
前夜の7月6日に越後直江津で詠んだとされています。
今日は七夕ではないが・・・明日、織姫と牽牛(彦星)が年に一度の逢瀬(デート)を楽しむのだと思うと満天の空がドラマチックに・・・・
今日は生憎の曇天ですが、夜空を仰いで「七夕伝説」に想いを馳せてみましょう