【記事掲載】県内8工場を査察~生コン監査会議が第1回会合(西日本建設新聞)
2015-05-27
熊本県生コンクリート品質管理監査会議(議長・三井宜之熊本大学名誉教授)の平成27年度第1回会合が21日、建設会館5階会議室で行われ、県内の8工場を査察し、適合判定していくことなどを了承した。期間は概ね6月~12月まで。無通告で実施しマル適マーク承認工場の維持管理状況を確認する。
監査会議は、建設部材の主要材料である生コンクリートの品質維持、信頼性の確保を図る狙い。構成メンバーは、国土交通省、熊本県などの発注官庁をはじめ建設業協会ら産・官・学からなる25人。今年度は、異動などで新委員となった7人に委嘱状が交付され、新たな体制を構築した。
会合では、今年度の方針が示され①全国統一品質管理監査制度②26年度監査結果の概要③27年度全国基本方針④27年度査察内容などについて説明。チェックリストの改正点などを示し、より中立・公正・透明性を求め、厳格に審査していくことなどを申し合わせた。
今年度に実施する査察は▽実地調査・単位水量▽貯蔵骨材の現認▽管理供試体の確認。対象工場は前年度の査察工場を除外し、無作為で抽出する予定となっている。
[西日本建設新聞H27.5.25付]