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 【暑さ指数(WGBT)の予測値が35に達すると発表された場合の対応について】

2024-07-24
奈良市教委から通達がきている
【暑さ指数(WGBT)の予測値が35に達すると発表された場合の対応について】
の件ですが、

従来の「熱中症警戒アラート」に加えて、
人の健康に重大な被害が生じるおそれがある場合に発表される一段上の「熱中症特別警戒アラート」の運用が令和6年4月より始まりました。

これは、奈良市だけでなく全国的に適用され、各市町村において対応についての検討が進められています。

気温35度以上で発令されるというわけではなく、
暑さ指数(WBGT)(※人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標)を基にアラートが発令されます。

*参照*
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php


長期休業日や金曜日に上記の状況となった場合は、翌日のバンビーホームは通常開所となりますが、2学期が始まってからどうなるのか、と不安に思われている保護者の方もおられるかもしれません。

担当課である地域教育課に確認したところ、
直近5年間で暑さ指数(WGBT)が35を超えたことはないそうです。

環境省のQ&Aでも
都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において、暑さ指数(WBGT)が35以上という状況は一度も例がありません。
とあります。

気候変動によりますので、今後はどうなるか予測がつきませんが、今のところは、従来の「熱中症警戒アラート」のように頻繁に発令される可能性は低い、と推察されます。

環境省の『熱中症予防情報サイト』では、
3日間の予測情報も掲載されていますので、参照してみてください。
https://www.wbgt.env.go.jp/graph_ref_td.php?region=07&prefecture=64&point=64036&refId=1

皆さんご存知のように、子どもたちは体温調節機能が十分発達していないため、熱中症にかかる危険は大人より高くなります。

また、身長が低く、地面からの照り返しを受けるため、特に晴れた日の外出は、大人が暑いと感じる以上に暑い環境にいることになります。

健康管理には十分に気を付けて、楽しい夏を過ごしていただきたいと思います。