2021.11.22 市長面談
2021-11-22
2021.11.22(月)、市長面談を行いました。
奈良市側:仲川市長、細川地域担当課長
市連協側:会長(松葉)、副会長(畠中)、副会長(坂本)、OB(中野さん)
計6名で行いました。
以前からの要望で実現できたものについては3つ。
・バンビーランチへの対応(お弁当の内容改善や業者変更)
・登降所管理システム(連絡帳のデジタル化)導入のお礼
・小中一貫校のバンビーホームで、併設している奈良市の有料グラウンドを貸してもらえるようになったことへのお礼
バンビーランチについては、おいしくなったという声が聞こえてきていますし、
登降所管理システムは、保護者も支援員も負担軽減になると思います。
グラウンドの件は、小中一貫校では部活動を校庭でするために、バンビーホームの子どもたちが外遊びをしづらい現状がありました。
隣に奈良市管轄の有料グラウンドがあるため、そこを使いたいと依頼するも、管轄が違うので無理だと言われていました。
ところが市長面談の場で相談したことで、市長が課を越えて対応するよう言ってくださり、数年かかりましたがとうとう実現することになりました!
当時の子どもたちはもう大きくなっているかもしれませんが、すぐに叶わなくても次世代の子どもたちのためになりますし、昔の保護者が声をあげてくれていたから、今のバンビーホームがあります。要望を上げ続けることって大事ですね。
引き続きお願いしたい要望については3つ。
・大規模バンビーホームの改善
・学童保育指導員の処遇改善
・駐車場の確保
子どもの数は減ってもバンビーホームの利用率は上がり続けており、引き続きバンビーホームの新築・増築をしながら、省令基準に沿った適正規模のバンビーホーム運営をお願いしたいこと。
そして今年は特に要望の多かった、バンビーホームお迎え時の駐車場を確保いただきたいこと。
コロナ対応もあり、ますます学童保育支援員の人数が必要になっている中、募集をしても応募が少ない理由として、給与面と地位の低さが考えられること。
若者が目指したくなる専門職のひとつとして選ばれるように、給与面のさらなる改善とともに正規職員(8時間勤務)の枠を作り、処遇改善をしていただきたいこと。
をお願いしました。
また、今回新たに要望書に書いた件で、すぐに対応いただけるかもしれないことが1つ。
・インターネット環境の整備について
GIGAスクール構想で子どもたちがパソコンをバンビーホームに持ち帰ることから、
Wi-Fi環境準備が必要であることを市長も認識されており、費用を見積もってみて可能な金額であれば、今年度中にでもバンビーホームへのWi-Fi環境を整えたいと言っていただけました。すごい!
そして前からずっと気になっている
・バンビーホーム運営の民間委託の可能性について。
全国的に自治体の運営を民間に委託する流れがあり、奈良市も例外ではない中で、バンビーホーム運営の民間委託について市長がどう考えておられるのか、坂本副会長が聞いてくれました。すると市長は・・
民間委託についても、サービスによって適しているものとそうでないものがあると考えていて、例えば最近委託したゴミ収集については、誰がやっても「ゴミを集める」という同じ結果が得られるのであれば全く問題がないが、バンビーホームのようなものに関してはそうではない。
NPOなどの公共性の高い団体に委託するようなことは考えてみてもいいと思っている。仮に奈良市連協がNPOにでもなり、保護者の声を集めて対応してくれるのであれば、そこに委託費を払うのもありだと思う。
こんな形のことを「民間委託」と言うのであれば、そういう意味でのバンビーホームの民間委託の可能性はあるが、民間の営利企業に委託をするような民間委託については全く考えていない。
このお答えを聞き、とても安心しました!
民間委託がいい悪いではなく、適している分野とそうでない分野があるということを理解した上で、しっかり学童保育の本質を見ながら考えてくださっていることが伝わってきました。
最後に畠中副会長からの質問。
・性犯罪歴のある者の支援員採用を防ぐ仕組みの構築について
性犯罪歴は再犯率が高いと言われていますが、それが原因で従前の職場(学校、保育園、 学童保育施設など)を解雇された者であっても、学童保育ではその情報がわからずに採用してしまう可能性があります。
子どもたちを性犯罪に巻き込まないために、採用の際にどのようなチェックをするのかを考えていただきたいことをお願いして、今回の面談は終了しました。
民営化される可能性があるのか?予算確保の予定は?など、こちらからの突っ込んだ話にも、市長は真摯に答えてくださいました。
予定時間の30分を大幅に越え、ほぼ1時間。みっちり話し合いすることができました!
学童保育の保育内容等の改善を求めても、話をあまり聞いてくれない自治体があるとも聞く中で、奈良市は学童保育の担当課を教育委員会の中に置き、教育の一環として考えてくださっている素晴らしい市だと思います。とてもありがたいですね。
奈良市側:仲川市長、細川地域担当課長
市連協側:会長(松葉)、副会長(畠中)、副会長(坂本)、OB(中野さん)
計6名で行いました。
以前からの要望で実現できたものについては3つ。
・バンビーランチへの対応(お弁当の内容改善や業者変更)
・登降所管理システム(連絡帳のデジタル化)導入のお礼
・小中一貫校のバンビーホームで、併設している奈良市の有料グラウンドを貸してもらえるようになったことへのお礼
バンビーランチについては、おいしくなったという声が聞こえてきていますし、
登降所管理システムは、保護者も支援員も負担軽減になると思います。
グラウンドの件は、小中一貫校では部活動を校庭でするために、バンビーホームの子どもたちが外遊びをしづらい現状がありました。
隣に奈良市管轄の有料グラウンドがあるため、そこを使いたいと依頼するも、管轄が違うので無理だと言われていました。
ところが市長面談の場で相談したことで、市長が課を越えて対応するよう言ってくださり、数年かかりましたがとうとう実現することになりました!
当時の子どもたちはもう大きくなっているかもしれませんが、すぐに叶わなくても次世代の子どもたちのためになりますし、昔の保護者が声をあげてくれていたから、今のバンビーホームがあります。要望を上げ続けることって大事ですね。
引き続きお願いしたい要望については3つ。
・大規模バンビーホームの改善
・学童保育指導員の処遇改善
・駐車場の確保
子どもの数は減ってもバンビーホームの利用率は上がり続けており、引き続きバンビーホームの新築・増築をしながら、省令基準に沿った適正規模のバンビーホーム運営をお願いしたいこと。
そして今年は特に要望の多かった、バンビーホームお迎え時の駐車場を確保いただきたいこと。
コロナ対応もあり、ますます学童保育支援員の人数が必要になっている中、募集をしても応募が少ない理由として、給与面と地位の低さが考えられること。
若者が目指したくなる専門職のひとつとして選ばれるように、給与面のさらなる改善とともに正規職員(8時間勤務)の枠を作り、処遇改善をしていただきたいこと。
をお願いしました。
また、今回新たに要望書に書いた件で、すぐに対応いただけるかもしれないことが1つ。
・インターネット環境の整備について
GIGAスクール構想で子どもたちがパソコンをバンビーホームに持ち帰ることから、
Wi-Fi環境準備が必要であることを市長も認識されており、費用を見積もってみて可能な金額であれば、今年度中にでもバンビーホームへのWi-Fi環境を整えたいと言っていただけました。すごい!
そして前からずっと気になっている
・バンビーホーム運営の民間委託の可能性について。
全国的に自治体の運営を民間に委託する流れがあり、奈良市も例外ではない中で、バンビーホーム運営の民間委託について市長がどう考えておられるのか、坂本副会長が聞いてくれました。すると市長は・・
民間委託についても、サービスによって適しているものとそうでないものがあると考えていて、例えば最近委託したゴミ収集については、誰がやっても「ゴミを集める」という同じ結果が得られるのであれば全く問題がないが、バンビーホームのようなものに関してはそうではない。
NPOなどの公共性の高い団体に委託するようなことは考えてみてもいいと思っている。仮に奈良市連協がNPOにでもなり、保護者の声を集めて対応してくれるのであれば、そこに委託費を払うのもありだと思う。
こんな形のことを「民間委託」と言うのであれば、そういう意味でのバンビーホームの民間委託の可能性はあるが、民間の営利企業に委託をするような民間委託については全く考えていない。
このお答えを聞き、とても安心しました!
民間委託がいい悪いではなく、適している分野とそうでない分野があるということを理解した上で、しっかり学童保育の本質を見ながら考えてくださっていることが伝わってきました。
最後に畠中副会長からの質問。
・性犯罪歴のある者の支援員採用を防ぐ仕組みの構築について
性犯罪歴は再犯率が高いと言われていますが、それが原因で従前の職場(学校、保育園、 学童保育施設など)を解雇された者であっても、学童保育ではその情報がわからずに採用してしまう可能性があります。
子どもたちを性犯罪に巻き込まないために、採用の際にどのようなチェックをするのかを考えていただきたいことをお願いして、今回の面談は終了しました。
民営化される可能性があるのか?予算確保の予定は?など、こちらからの突っ込んだ話にも、市長は真摯に答えてくださいました。
予定時間の30分を大幅に越え、ほぼ1時間。みっちり話し合いすることができました!
学童保育の保育内容等の改善を求めても、話をあまり聞いてくれない自治体があるとも聞く中で、奈良市は学童保育の担当課を教育委員会の中に置き、教育の一環として考えてくださっている素晴らしい市だと思います。とてもありがたいですね。