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中部公民館・西部公民館

 支援の質

2019-07-07
きみです。
今日は支援教室のお話。


うちの小学校は
支援が充実していると有名で

全校生徒の約1割弱が
支援教室に在籍しています。


在籍だけする子、
特定の教科だけ通う子、
ほぼ支援教室にいる子と、
利用の仕方はさまざま。

そんな支援教室ですが
最近はバタバタな印象で
先生たちが大変そう。

バンビーの指導員さん不足と似ている気がしたので
市役所に行ったついでに聞いてみました。


すると、予想通り。
国や県の基準の問題がありました。
聞いた話によると

国の基準が
子ども8人に対して1人の先生。

支援の種類(いわゆる障害)には
情緒、知的、身体などの種類があります。

今までは奈良県は厳しめの基準で
子ども6人に1人の先生でした。

でもその中で情緒だけ
子ども8人に1人と、
国の基準まで緩めたんだそうです。

先生の配置に障害の重さは関係ないらしく
軽度8人でも重度8人でも同じ。

重度8人でも1人の先生で
軽度9人でも2人の先生、
ってことですね。


さらに学校で話を聞くと
教室の数も足りないとのこと。

大きめの1部屋に仕切りを置いて
2部屋と見なしていたり。

学童保育の問題と共通しているところがありますね。


学童の基準は100人の子どもたちを
資格がない指導員さん1人で見ることも可能なんで、もっとひどいですけど。。


学童でも、支援教室のことでも、
普段の生活のことでも根っこは同じ。

私たちがしっかり見ていないと
さらっと
議会で基準が改悪される可能性があります。


世の中では参議院選まっさかりです。

教育や保育の質のことなど
子どもたちのことを
しっかりと考えてくださる議員さんを
選んでいきたいですね。