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中部公民館・西部公民館

 バンビーの民営化?

2017-06-19


バンビーの集まった組織といえば奈良市連協、
さらにその上に奈良県連、
その上に全国連協があります。

奈良市の学童は公設公営といって、市町村が設置し市町村が運営していますが、全国的には公設民営・民設民営など、いろんな形態があり、奈良県の中だけでもバラバラ。

生駒市は公設民営なので、生駒市と指導員と保護者が三者で話し合い、運営していたり

大和郡山市や大阪市は民設民営なので、指導員の面接・採用から保護者がしていたりします。

奈良市は運営が奈良市なので、保護者は学校の延長のような感覚で、どこか他人任せであるような気がします。

大阪学童保育研究集会に参加して来たのですが
特別報告として、守口市の学童クラブの民営化話を聞きました。

守口市は今までずっと学童の民営化の予定はないと言っていたのに、市長が変わった途端、市長の意向で民営化話が持ち上がった。

保護者で反対しているが、あまり聞いてもらえない・・というようなことでした。

公設公営の学童を民営化するということは、奈良市も人ごとではありません。
奈良市も市長選が目の前です。
市長が変わると、大きな変更がある可能性もあります。

民営委託をすることが一律悪い、というわけではなく
反対するにしろ賛成するにしろ、子供にとって、保護者にとってのメリット・デメリットをよく知り話し合った上で、保護者の意見を集約して市町村に伝えないといけないと思います。

そのためには、国の指針や、他の市町村の現状など、ある程度こちらも勉強しておかなくてはダメですよね。

全国的に読まれている、学童関係の本はいろいろあるのですが
毎月定期発行されている、雑誌タイプの冊子があります。

「日本の学童ほいく」という冊子です。

すでに購読されているバンビーもありますし、議員さんの中でも購読している方がいます。

学童の保護者や指導員の体験談が載っていたり、連絡協議会って何?みたいな説明があったり
バンビーについて考えるために、知っておくといいことがいろいろ載っています。

他にもたくさん本はありますが、まずはこれを読んでみてもらいたいなと思い、次回の代表者会議では、いくつか見本を持っていこうと考えています。

なかなか研究集会などには行けないなという場合、まずはバンビー単位で1冊ずつでも、購読してみたらどうでしょう。

研究集会では書籍も売っていて、気になる本もありました。
研究集会の全国版では、さらにたくさんの本が並びます。

私は新任役員で、勉強不足を痛感し始めたところです。
他の市町村の話を聞くと、「こんなことを要求していいんだ」「このサービスって当たり前じゃなく、恵まれているんだ」など、たくさんの発見があります。

少しずつですが、1人の保護者としての純粋な驚きや発見を、ここでお伝えできたらなぁって思います。

大阪学童保育研究集会でも、いろいろ話が聞けました。
詳細については、また改めて載せますね。