素晴らしいキャプテン。

中根メッツブログをご覧いただき、ありがとうござます。

今回は活動報告ではなく、私の個人的に思っている事ですので
興味のない方が多いかもしれません。


私は、昨年の4月に中根小学校に入学した子供と共に
中根メッツに入団いたしました。
（私は入団ではないのか？まぁいいや）
学童野球で審判をする機会は数回ありましたが、チームに入るのは初めて。

そんな私にとって、初めてのキャプテンは彼（タツヤ）でした。


昨年のメッツに6年生は彼のみ。
6年生が一人なのでキャプテンになったのかな？とも思えました。
第一印象は
・物静かな小学生。
・寡黙に練習をする。
そんな感じでした。
話しかけても、そんなに多くは返してくれない感じ・・・

しかし、彼の話を聞いてみると、数年前からタツヤの代は彼一人。
同級生がいないチームで、ずーっと頑張っているとのこと。
私が小学生だとして、同級生がいないチームで頑張り続けられただろうか？と想像してみると・・・・ん～微妙だと思います。
それなのに彼は全く悪態を見せず、寡黙に練習をし、試合で活躍していました。
それだけでもスゴイことです。


昨シーズンは、なかなか勝てない中根メッツが続き、ついにシーズンも終盤。
未勝利でリーグ戦も残り3試合。
残りの対戦相手は
・ジュニアファイターズ
・駒場オリオンズ
・烏森少年野球団　の3チーム
いずれも厳しい相手が残ってる状況でした。

それでも、私は何としてでも１勝したかったです。
理由はただ一つ。
あんなに頑張っているタツヤを、未勝利のまま卒団させたくなかったからです。
なかなか気合の入らない子供達（4・5年生）に、１つの指標を言ってみました。
「タツヤの為に頑張ってみないか？」
「君たちはリーグ戦を未勝利のまま、タツヤを卒団させるのか？」
本気で思ったままを子供達に言いました。

翌週から子供達は、少し変わったように見えました。
変えられたのは紛れもなく、タツヤの野球に取り組む真摯な姿勢や、人間的な魅力が有ったからだと思います。間違いない！！

その後無事に、メッツは１勝を挙げることができました。
4・5年生が必死に、タツヤを勝たせたい！と思った結果だと私は思います。
6年生が一人だからキャプテンになったのではなく、彼はチームをまとめることの出来る本物のキャプテンでした。

タツヤ
もうすぐ中根小も卒業だね。
中学校では、違う競技にするかもしれないとのことですが、私はそれも良しだと思います。
色んなことを経験して、自分に合ったものを見つけてください！
違う競技を始めても、君がメッツで経験したことは無駄になることは無いはずです。
でも野球も忘れないで欲しいので、中学校生活も忙しいとは思いますが、時間が有ったらメッツに来てね！

私にとって、初めてのキャプテンが君で良かったです！
一緒に活動した期間は短かったけど、ものすごく感謝してます。
本当にありがとう！！！！！！！！！！！！！