主な活動場所
三笠小学校グラウンド

 iリーグ2024(県東地区)後期1・2節

2024-09-29
9/29(日)、北浦第一グランドにて県東三部リーグ 後期第一節、第二節が開催されました。
4月下旬に終わった前期最終節以降4カ月をあけ、今週から後期が始まります。
第一節、第二節は、それぞれ旭SSS、フォルサ太田と対戦しました。

三笠小学校6年生が修学旅行であった影響もあり、今週末の練習から6年生が少し疲労気味・・・。
U-11メンバーにも体調不良者がおおく、参加メンバーは以下12名:
U-12:
- コウシロウ
- ユズキ
- ケイゴ
- ユウマ
- リク
- レオ
U-11:
- ソウタ
- ソウシ
- リンタ
- ハヤト
- リョウ
- ユウタ

守護神ケイトとチームのモチベータ・アユマを欠き、サポートU-11メンバーにも欠場が多いため、スタメン選出は監督の頭を悩ませましたが、レギュラーが出場できないときこそ、サブメンバーの活躍機会でもあります。

旭SSS戦
まず、GKが必要・・・サブGKのリョウに。
LSBのレオをCBに、LSHをリク、RSHをユウマ。
ユズキ、コウシロウが一つずつ前にあがり、攻撃の形をつくり、ソウタ、レオ、ケイゴで極力シュートを打たせない布陣。

前半は守備で踏ん張り、極力シュートを打たせない守備はうまくいきましたが、攻守切替がうまく機能せず、シュートブロックのボールを攻撃に転ずるのが難しい展開。

動いたのは、リクから!ユズキに展開したボールを縦に入れ、ターンからコウシロウ、右サイドに走り込むユウマ右足の一閃で先取点。

その後、何度か攻撃のチャンスはありましたが、守備の乱れからセンターを抜かれて打たれたシュート、試合終了間際、前線に出されたボールがGKと1vs1になり抜かれたシュートで逆転。
前半を2-1 旭SSSリードで折り返しました。

相手に「シュートを打たせない」という守備的なアイデアから、少し攻撃にシフト。

ユズキ、コウシロウをいつものポジションに戻し、普段LSBに入るレオを一つ上げLSHに。

安定感のあるレオの守備をきり、攻撃にシフト。今夏、LSBでさまざまな攻撃のパターンに対応してきたレオが、LSHとして攻撃参加すると躍動。ドリブルの駆け引き、チェンジオブペースで、左サイドを駆け抜け、一人ドリブルでサードまで持ち込むスピードで相手ゴールを狙いました。

右サイド、ケイゴからリクを経由しレオにわたると、相手の位置をみてターンからポジションを入れ替え、ドリブルで持ち込み1点目。

相手を背負った状態でボールを収め、ターンから素早く縦に持ち込み、ゴール前、右切り替えで守備を剥がして2点目。

右サイド、リク、コウシロウからのシュート気味のクロスを抑えて流し込み3点目。

シュートを打ちたくてうずうずしていたコウシロウの強烈なシュート、相手GKのはじいたこぼれをレオがしっかり沈めて4点目。
レオだけの活躍ではありませんが、一気4得点で旭SSSをリードしました。

後半残念な点は守備。

ゴールキックのトラップが相手フォワードにわたり押し込まれた1点、右サイドからのパスに対応できず流れたシュートで1点、中央ゴール前を押し切られて1点・・・4点取得後に立て続け3点を与え、思わぬ乱打戦になりましたが、結果は5-5のドローとなりました。

「相手にシュートを打たせない守備」は理想で難しかったけど、前半早々は必死に食らいついてシュートブロックに徹底していた感がありましたが、後半攻撃にシフトすると、守備がおろそかになってしまった感じが否めませんでした。攻守をバランスよくシフトするのは難しい!

フォルサ太田戦
1戦目でリョウが腕に痛みを感じる・・・ということでキーパー問題再発。

今日のメンバーでは唯一、GKにもモチベーションも高いコウシロウですが、コウシロウを欠くとゲームを構成できないし、なにより、U-12メンバーを誰かGKにシフトすることで抜けた穴を埋めるU-11メンバーをどうするか・・・

一戦目、二戦目の間の空き時間に行っていただいた大野SSSとのTRMでSHとして、相手と競り合い、前への推進力をみせたソウシを起用し、そのポジションを担当していたリクにGKをお願いしました。

「ガチでGKできない」と話をしていたリク・・・
「あきらめたらそこで試合終了だよ」・・・じゃなかった
「できる、できないじゃない!やる人が必要な今、やるかやらないか!だよ」

ユニフォームをフルで着替えてもらい、リクGK初挑戦。

相手との接触が苦手なソウシが、必死で相手に絡み、オフザボールの動きを積極的に見せた点はおっと思わせた瞬間。

コウシロウからのスペースに出されたボールにソウシ飛びつき、クロスで折り返しユウマがとらえたシュートがファーストシュート。惜しくも得点にはつながりませんでしたが、二人とも今までやらなかったのか?それともやれなかったのか?チャンスがなかっただけなのか?序盤から攻撃の形が見えてテンポも悪くない!

この流れの中で守備ラインを大きく相手陣内にあげ、フリーでボールを受けたユズキがシュートチャレンジ、こぼれをコウシロウが沈めて1-0。どうように、右サイドからコウシロウの放ったシュートを、左サイド、レオが沈めて2点目。前半しっかりと攻撃の形を作りながら、積極的にシュートを狙った結果、得点に結びつきました。

後半、左サイド、ドリブル突破を許し、1点を奪われましたが、サポートで入ったU-11メンバーの頑張りもあり追加点を加え、結果4-1、三笠小SSSの勝利となりました。

主力を欠き、サポートメンバーも数少ない中の試合となりましたが、それぞれがやれることを試合で表現した結果、みんなの躍動が感じられた節となりました。

左サイドを縦横無尽に走りまくり攻守にわたりチーム貢献度が高かったレオ。おそらくこれほど得点を重ねたこともなかっただろうね。

ユウマはボールを持たないときの動き、ボールを収め、落ち着いてボールを散らす動きに安定感が生まれてきた感じ。フォワードでは縦に速いドリブルにもう少し精度が必要だけど、SBとしてプレーしたので幅をとりエリアを確保する横のうごきができるようになったのはGOOD。

リョウはなかなか試合出場のチャンスがない中、GKで出場。
相手がゴール前に攻め入るスピードに恐れず前に出てシュートチャンスをつぶす動きの速さはとてもよかったし、リクは、GK初挑戦。「自分にはできない、自信がない」という気持ちを収めてできることを一生懸命やってくれました。

リンタ、ソウシは練習の取り組み方から少し変わってきた感じ。
リンタはボールを持つ相手への速いアプローチや、ボールを受けた後、縦、ゴールに向かう姿勢がよかった。
ソウシは、サイドでソウタからのボールをよく受けていたけど、収まりがよくなったし、前を向きボールを運ぶ意識がよかった。

ユウタはTRMで得点もあり、CFとして前からボールを追うことはもちろん、サイドを駆ける相手のクロスをイメージし、オフサイドを気にしながら飛び込むイメージがある感じ。

前後のラインに吸収されがちなハヤトだけど、パスのイメージが強く、何度か決定的なチャンスボールを味方に送ることができました。願わくはハヤト自身が勇気をもってゴールに向かいシュートを狙ってほしい!

体調を崩す選手が多く、いつもとは違うチーム構成になりましたが、選手達ができることを精一杯表現することで普段とは違ったチームの良さがみえた点がとてもよかった!

全少が終わり、それまで掲げてきた目標は変わってきたけど、6年生、5年生それぞれ次の目標を掲げて頑張っていこう!

対戦いただいたチームの皆様、ありがとうございました!