主な活動場所
三笠小学校グラウンド

 第5回 大野原CUP

2024-08-18
8月18日(日) お盆ウィークの最終日、神栖海浜多目的運動公園にて開催された大野原CUPに参加しました。
大野原CUPは、神栖市の大野原サッカースポーツ少年団主催の交流大会で、今年で5回目になるとのこと。

 茨城県内外の少年団12チームが集合し、4ブロックに分かれ、予選ブロック、順位トーナメントで対戦します。

 三笠小SSSはDブロックに属し、八原SSS、那珂FCジュニオールと対戦しました。

 初戦 八原SSS戦では相手ストライカーの猛攻をケイトのスーパーセーブと、守備の連携でなんとか抑えつつ得点し、2-0で勝利。

 二戦目 那珂FCジュニオール戦では、ユズキ、レオ、ソウタの固い守備で失点なしで守り切り、コウタ、コウシロウ、アユマらの得点で試合を有利に進め、後半からユウタ、リンタ、ハヤト、ルイも試合に参加しつつ4-0で勝利。

 予選ブロックを1位通過し、トーナメントの一戦目でセレステ成田と対戦。

 中盤の競り合いが厳しく、ボール奪取後、相手選手の速い攻撃にユズキ、レオ、ソウタは互いにカバーしながら対応しました。ケイトのスーパーセーブもさながら、セレステ成田はゴール前の決定機を決めきれず、1-1のドロー。PK戦4-3で何とか決勝にコマを進めました。

優勝決定戦の相手は息栖SSS。

 県東リーグでは1部のチームで普段対戦しません。TRMで何度か対戦していますが、練習試合ですら今まで息栖SSSに勝ったことはありません。


GK: ケイト
RSB: ソウタ
CB: ユズキ
LSB: レオ
RSH: ミナト
MF: コウシロウ
LSH: アユマ
CF: コウタ


それを知ってか知らずか・・・4戦目で疲れもあり、決勝の舞台で多少緊張しながらも選手達は試合前から気持ちを作り、「優勝」をめざし試合に臨みました。

立ち上がり前半1分、左からのCK、ゴール前に上がったボールをGKケイトが弾き、こぼれたところを押し込まれ失点。続いて8分、中央センターサークルから自陣に入ったところで相手フリーキック、ゴールポストのリフレクトに素早く走り込まれ追加点を献上。

前半の早い段階で2-0とリードを許しましたが、クーリングブレイクでベンチに戻った彼らは落ち込むことなく、まずは1点を返していこう!まだまだ負けていない!と互いに励まし合い、勝利をあきらめていない様子がGOOD!

その気持ちを表現するように、クーリングブレイクあけから縦へのロングがつながりゴール前に運ぶ展開があり、11分 ゴール前の混戦からコウタが抜け出し1点を返すと、直後13分、ゴールキックに絡んだコウタがゴール前に持ち出し2点目を決め、試合を振り出しに戻しました。

4戦目の決勝、後半は気持ちの戦い。息栖SSS、三笠小SSS、両者あきらめることなく最後まで走りスコアレスとなり、結果2-2のドロー!今大会2回目のPK戦となりました。

両チーム3人目までしっかりと決めましたが、サドンデスとなる4人目コウタが枠を外しました。GKケイトは気合を入れて相手のシュートに臨みました。ボールはゴール左側、ケイトこれに飛びつき弾きましたが、ボールはサイドネットに絡みゴール。

結果2-2 PK 3-4で息栖SSSの優勝!三笠小SSSは準優勝となりました。

コウタは試合後、責任を感じ、泣きながらベンチに戻り、その後もしばらく涙が止まりませんでした。

選手たちは優勝を逃し残念な気持ちを感じつつもコウタを責めることなく、むしろコウタの得点によりPKまで持ち込めたことを讃えていたことに選手たちの頼もしさを感じました。

普段から試合に臨む心構えについて選手たちと話しをしていますが、それでも「優勝」がかかる試合は選手達を大きく成長させると感じますし、その意味でも順位トーナメントに「優勝」を設けるのは、経験機会を増やす大事な要素だと思います。

今大会を企画、運営いただいた大野原SSSのみなさん、対戦いただいた各チームのみなさん、ありがとうございました。