主な活動場所
三笠小学校グラウンド

 第30回 若獅子旗争奪少年サッカー大会

2021-11-23
11月23日(火・祝)、第30回 若獅子旗争奪少年サッカー大会が開かれました。
この大会は鹿島ライオンズクラブが主催で、青少年の健全な育成を目的に始まり、今年で30回を迎える由緒ある大会で、過去には三笠小SSSも優勝したことがあるとのこと。

なかなか試合機会の少ないU-9の部やリフティング大会があり、かつては鹿島ライオンズクラブの皆さんが寒くなるこの時期に豚汁等を振る舞うなどと和気藹々とした大会ですが、昨年は緊急事態宣言下で中止となりました。今年は感染状況が収まっている時期になんとか開催となり、子供達が楽しくサッカーができる場を提供いただけることになりました。

開会式、選手宣誓はFCクレセール鹿嶋の・・・ヤマト!!

「新型コロナで大会や練習機会が奪われ悔しい想いもしたが、現在サッカーができるようになり、サッカーができる幸せ、サッカーが大好きだということ改めて感じるとともに、このような大会を作ってくださる大会関係者、サッカーの指導にあってくださる監督、コーチ、いつも暖かい声援をくれる保護者の皆様に感謝し、本大会で仲間と共に正々堂々、全力でプレーすることを誓います(一部略)」


いやぁヤマト・・・感動した!こんなにしっかりした宣誓ができるようになったとは・・・

U-11チームは8人制トーナメント戦、U-9チームは6人制リーグ戦で行いました。三笠小SSSからはU-11が1チーム、U-9が2チーム出たので一日中どこかのコートで試合をやっているような状態でした。

U-11チームは第一試合で鹿島アカデミーとの一戦。
鹿島アカデミーは言わずと知れたクラブチームですので、実力差は歴然ですが、練習してきたことがどこまでできるかが重要な要素・・・「試し合い」です。

鹿島アカデミーボールのキックオフ。アカデミーは一度下げた後、左サイドハーフの裏を通し、ペナルティエリア角までドリブルで攻め入るとWSBをダブルタッチで交わし、CBが足を出したところをすり抜け、ボランチ、RSBが寄ったところで中央に折り返し。フリー、ダイレクトシュート・・・見事17秒、パス3つで1点獲られました。

その後も様々なパターンで得点されましたが、やはり基本的に守備の理解なのかなぁ・・・

●足を出してボールを獲りにいくのは悪くないけど、いっきに行き過ぎ・・・かるく交わされるパターンが圧倒的に多い!
●ボールに集中しすぎてマークの相手選手から目が離れ、裏にパスを出される。
●守備位置がずれたり反対になっている。
●交わされても戻らない。


結局、ボールに集中しすぎて、裏を獲られパスを出され、カバーに入っても足を出して侵入を遅らせることができない。交わされた後も戻らないので数的有利が継続してしまう・・・というパターン。

〇ボールに集中しすぎず自分の担当する相手を視界におきながら一定の距離で守る!
〇交わされ侵入してきてもカバーが簡単に足を出さずついていくことから始めよう。


中盤でパスカットしたルウクに相手DFが寄った瞬間に開いたコウキに流し、ルウク、ワンツーで受けると左サイドを走る。折り返したコウキは中央を走り、右端はヒユウ準備で3 vs 2の数的有利。ルウク左足一つ分抜けクロスを上げると、ゴール前で中のコウキが飛びつく・・・が追い付かず・・・大外ヒユウはあと一歩追いつかずゴールキーパーキャッチ・・・攻撃で唯一惜しかったシーン。

その他のプレー、攻撃でパスを3回と通すことができなかったことが残念!
もう少しパス、トラップを丁寧に!練習でやっていないことを試合でやってもうまくいくはずがないし、ハーフタイムのアップの時間にPK練習やっても意味がない!

「試合のために練習をし、練習の成果を試合で試す」

もう一度、しっかり考え練習で修正しよう!


U-9はAチームとBチームの二チームが3つのコートで時には同時に試合をしていたのでじっくり見ることはできませんでしたが、3年生を中心に構成されたAチームと、1,2年生が中心のBチームに分かれました。

Aチームは、ユズキが中心に、コウシロウ、マヒトがパスやドリブルで持ち込み試合を組み立て、それぞれ得点を獲ることができました。
ケイゴ、ユキト、ソウシもフリーになったボールを味方にパスを通すことができました。
ケイトは何度もゴールを守り、スロー、フィードキックで前線までボールを運べたし、ラインを上げ下げし相手陣から抜け出たカウンター気味のボールをクリアすることができました。

Bチームは、イツキ、タクマが中心にボールを運び、ハヤト、ソウタ、リョウが後ろで守りました。ヒロキ、リンタ、ジョウジはキーパーもできました。Bチームは1、2年生のチームなので試合の合間に小競り合いがあったり、叩いた叩かれた・・・で泣き出したり・・・とても賑やかでした。

試合の間に行われたリフティング大会では初めてリフティングする子や、何度も連続で上げられる子、さまざまでしたが、それぞれ回数を数え今年の結果がでました。来年の若獅子大会では、今日の記録を超えられるよう練習しよう!

閉会式の優秀選手発表。三笠小SSS U-11チームからはルウク、U-9 Aチームからユズキ、U-9 Bチームからイツキが選ばれました。みんなよく頑張りました。

ちょっと肌寒い秋空の下でしたが、天気にも恵まれ、きれいな人工芝グランドで一日サッカーを楽しむことができました。試合機会の少ないU-9チームのハヤトは「今日はたくさん試合ができて嬉しかった。」と話してくれました。

本大会を企画準備いただいた鹿島ライオンズクラブの皆様、鹿島アントラーズFC、鹿嶋市サッカー少年団の皆様に感謝いたします。対戦いただいたチームの皆様、朝から応援にきていただいた保護者、関係者の皆様、ありがとうございました。