主な活動場所
三笠小学校グラウンド

 卜伝公園トレーニングマッチ

2021-10-31
10/31(日)は鹿嶋市サッカー少年団に属するチームが集合し、U-10, U-11トレーニングマッチを行いました。

今年の三笠小SSSはU-11となる5年生が一番多く8人のメンバーがいますが、全小が終わった今、来年にフォーカスを当てるということで、5年生、4年生でU-11チームを構成し、本来U-9カテゴリの3年生、2年生、1年生をU-10チームとして参加しました。

急に決定した練習試合でしたが、今回のテーマは「強い気持ち!」です。練習試合ですから、ケガしないように少しペースを落としてもいいかもしれません。正直、1年生、2年生はまだまだボールを前に飛ばせないし運べませんし、3年生も4年生と当たるところで少し弱い気持ちになっているかもしれません。

しかし、その中でも試合に出たい、やってみたいという気持ちがみられるか?

4、5年生は来年の主体です。
練習でやってきたことを試合で表現できるか?
試合でやり切りたいという気持ちを出せるか?
勝ちたいという気持ちを見せられるか?


なんとなくこんな感じで試合を見ていました。もちろんすべてが勝てる試合ではなかったし、うまくできないところもあったと思います。それでも、今日出場した選手たちは何か感じ取れたのではないかと思いますし、それぞれヨカッタ点がたくさんありました。
その中でも個人的に心を揺さぶったプレイ、シーンががあったかな!?と思います。

コウキはキャプテンとしてみんなを鼓舞しつつ、絶えず励ます声で指示を出し、当たり、あきらめることなく粘り強く絡み、シュートまでこぎつけました。勝ちたい気持ちが目で分かった・・・。

ライキはゴール前でなんとかボールさばき、ゴールを狙う様子や、ボールを出そうとする様子が見られました。執念でねじ込むゴールも見せてくれました。

右サイドハーフのヒロトは、自分より足の速い相手に食らいつき制し、チャンスを作ることができたし、抜かれた相手を追いかけプレッシャーをかけることができ、またゴール前に詰めていたところ、こぼれたボールを押し込み得点につなげました。

ヨシノリはセンターバック!ラインコントロ―ルや守備の時間帯の指示ができました。GKと同様の視点、一歩前からDFラインや、コーナーキックの守備配置を考えることチャンスあったのがGOOD。

イッシンは足の痛みをもちつつ、試合に出たい気持ちが強く、一人で黙々と軽いアップを続けていました。今日一番試合に出たい!っておもっていたんじゃないかな!?

ヒユウはディフェンスで抜かれた後、足の速い選手に対してもあきらめずに追いかけ、プレッシャーをかけること、右サイドハーフに入ったときにはオフサイドを気にしながらゴール前に詰める動きや、右に流れたボールをアーリークロスで前線に送ることができました。左サイド、センター、右サイドがゴール前により、上がったセンタリングで右サイドに抜けたボールを押し込んだシュートは、やるべきことをしっかりできたから入ったシュートです。

マヒトは、4年生との試合で少し自信なさそうだったけど、攻め入る相手にたいし懸命にまもっていました。ボランチで入ったのに完全に二枚のセンターバックになってしまった点は惜しかったかも!仲間を信じて縦の位置で受けることができれば、攻撃のチャンスを作れるよ。

タクマはトップに入り、相手が回すボールに必死に追いかけ試合中ずっと走っていました。強い4年生DFにも負けずにボールを獲りに行ったり、真っ赤な顔して息が上がっているのに、「交替するか?」と聞くと、首を横に振ったり・・・強かった!

ケイトはGK。4年生に引けをとらないキックがよかった!何度もセーブができたし、壁もつくって指示ができた。これからどんどん良くなるかも。

左サイドを駆け上がり相手陣に持ち込むユズキの速いドリブルは、4年生にも通用するかも!速い縦のドリブルだけでなく、止まってボールを奪われないキープがあれば、ユズキが運んだボールをトップでタクマが受けるなど、攻撃チャンスは広がるはず!

他のみんなもみんなそれぞれヤル気がみえて、今日はとても気持ちのよいトレーニングマッチでした。

「試合に出たい子はいる?」という質問には全員が手を挙げて応えてくれました。

6年生もみんなをしっかりフォローしてくれてとても助かりました。ありがとう。

試合は、練習の成果を試す機会です。この機会に練習の成果をピッチ上で表現できること、試したいという意志をもてること・・・これがとても大切なことだと考えます。今日の練習試合では参加した全員が、「勝負」をあきらめず、練習で行ってきたことを試合で見せようと頑張った様子がうかがえました。参加したみんなが意識できたかな?と思います。

11月に入ると来年につながる試合もあります。強い気持ちをもって試合にのぞめるよう、今度はしっかり練習しよう!