アジア剣士会(武蔵野市)について
「アジア剣士会」とは?
開かれた大学をめざし、大学からの要請で、剣道部が地域の子ども達へ1966年(昭和41年)から剣道を教えている、剣道教室です。現在は、小学生と中学生を対象とした「アジア少年剣士会」、高校生以上を対象とした「アジア士志正心会」、アジア剣士会を応援していただく「(仮称)アジア剣士会後援会」があります。それを束ねているのが、アジア剣士会となります。
「指導や指導方法」について
(1) 剣道部員の教育の場であること。
亜細亜大学剣道部の学生が教育の一環として、子供達に剣道の指導を行い、「教える」「伝える」「コミュニケーション」といった、社会で求められる力を養う機会である。
(2) 指導については、剣道の理念である「人間形成」を、剣道を通じて「剣の理法」と「剣の理法の精神」を学び、厳しい稽古から養うことを目的としている。
また、 会訓「鬼手佛心(きしゅぶっしん)」は、亜細亜大学剣道部師範 剣道範士八段 故長崎稔先生がアジア剣士会の活動において必要なこととつけてくださったもの。これは、辞書を引くと医学の世界で使われる言葉と記され、技術を振るうことにおいてはあくまで非情、大胆ながら、心はひたすら相手を救うことを念じるたとえされている。われわれの剣道に置き換えると、日ごろの鍛錬をしっかり積み重ね、その技術や精神のすべてを試合で繰り出すことができるように努める。しかし、勝負が終われば、お互いの技量を認め、学びあう精神をみにつける。そのような、仏様の心が宿る人間形成に努める。剣道は、試合という競技のためではなく、自分自身の心との勝負を求め、人間形成へと道を切り開いていかなければならない。その、自分自身の成長度を図るものが試合であるようにしたい。
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