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insecter(虫屋)として身近な昆虫をはじめとした自然観察を行なっています。

 ヒラタクワガタを産卵させる⑵

2023-07-17
どうもこんにちは、insecterです。前回の続きでヒラタクワガタの産卵セットを作る様子を紹介していきます。

ケースに3cmほどマットを詰めたら次は産卵木を倒して入れます。そうしたらまたマットを詰めていきます。マットと産卵木との空間を無くすため、割り箸などを差し込みながらマットを入れましょう。

産卵木が完全に埋まったら転倒防止の枝や落ち葉などを入れましょう。最後に昆虫ゼリーを入れたら完成です。写真だとマットがケースの縁ギリギリまで入っていますが、クワガタが潜るとマットが浮いて少しあふれたのでケースの上側を2cmほどは空けた方がいいです。また、産卵は体力をかなり使うのでなるべく栄養価の高いタンパクゼリーなどをあげましょう。

ケースは毎日確認してマットの表面が乾いたら霧吹きで保湿し、ゼリーが無くなったら換えましょう。

2日後、ケースを見てみると側面に1つ卵がありました。カブト・クワガタ専門店のオーナーさんいわくヒラタクワガタは産卵セットを組んでもなかなか産卵しない事があるそうなのですが、この個体はすぐ産んでくれたのでよかったです。

大きな成虫にしたいので、秋になったら幼虫を取り出して菌糸ビンに移そうと思います。