主な活動場所
insecter(虫屋)として身近な昆虫をはじめとした自然観察を行なっています。

 テントウムシの標本作成⑶

2023-03-22
どうもこんにちは、insecterです。忙しくて中々更新出来ませんでしたが、今回はテントウムシの標本を標本箱に入れる様子を紹介します。

昆虫標本は乾燥が終わったら標本箱に入れるのですが、どんな箱が良いのでしょうか。

標本の長期保存にはドイツ箱という物が最適ですが、気密性が非常に高く作られているのでそれなりに値段がします。私を含め標本を収集している人達はこういった箱を使いますが、安く済ませたい場合は材料を全て100均で買える「手作り100均標本箱」がお薦めです。

その材料がこちらです。材料の値段は以下の通りです。
パッキン付タッパー ¥220
ウレタン板or発泡スチロール板 ¥110
両面テープ ¥110
衣料用防虫剤 ¥110
パッキン付タッパーは透明な物がいいです。下に敷く板はウレタンでも発泡スチロールでも良いですが、今回発泡スチロール板を使うと縁がボロボロ崩れてしまったのでウレタンがお薦めです。

まず、板をカッターナイフでパッキン付タッパーの底に合う大きさに切ります。

次に板の見た目が悪い(上手く切れなかった)面に両面テープを貼ります。そしてパッキン付タッパーの底に板を貼り付けます。

最後に標本を刺して防虫剤を入れれば完成です。私個人の感想としてはあまり上手く出来なかったなと思いました。お金の事を考えないのであれば見た目もドイツ箱の方が良いです。

という訳で今回は標本箱を作る様子を紹介しましたが少しグダグダになってしまいました。申し訳ありません。